あすなろ撮影録

大学生の備忘録的ななにかです

9/17 東急みたいな伊賀鉄道

こんばんは。

11月から特急「南紀」のグリーン車が廃止され、需要によっては2両で運転する列車も誕生するとの案内がなされました。確かに混み合うのは熊野の花火とF1の日くらいなので、妥当っちゃ妥当だな、と思うのが一地元民の意見であります。

 

さて本題へ。この日は運転の練習がてら伊賀方面へ。免許取得後1か月ちょいにして名阪国道に突っ込む暴挙に出たのはともかく、無事に目標点の上野市駅に到着。このままとんぼ返りするのも寂しいので伊賀鉄道を撮ることにしました。

 

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200系(SE03) 〈1080 普通 伊賀上野

西大手~新居の服部川橋梁にて。なんだか想像していたド派手な忍者車両ではなく、明らか東急感満載な200系がやって来ました。種車である東急1000系長津田工場で改造した上でモ200形とク100形の2両編成となった、伊賀鉄の主力かつ唯一の車両ですね。

元は東急東横線で走っていただけに居住性、操作性、経済性などが良好で、車両の多さも相まって1500番台として池上線・東急多摩川線に転用するだけでなく各地方私鉄にも譲渡されました。そんな万能だったとは…

 

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200系(SE02) 〈1081 普通 上野市〉

伊賀上野で折り返してきた上野市行き。こちらの顔は先頭車化改造を受けたため食パンみたいな面影ですが、そんな車両は西を中心にわんさか走ってますから特段驚きもしません。にしても緑が多い多い、良い意味で東急赤帯が際立ちます。

ちなみに内面は東急時代のオレンジ色のつり革などが残る一方、座席は京阪9000系や8000系のお古を使っていまして、関東と関西のハイブリット仕様となっています。逆に近鉄要素といえば尾灯や保安装置など一部分にとどまり、それもそれで悲しい気がしたりしなかったり。

 

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200系(SE04) 〈1272 普通 上野市〉

続いて比土~上林の踏切から。伊賀鉄道線はほぼ国道422号(青山街道)と並走しているので車を走らせながら「どこかで出会うかな」と期待したものの、本数が本数なだけあってか列車を見ることはありませんでした。この区間は毎時2本なんだけどなあ…

デカデカとラッピングされているのは2010年7月に誕生したマスコットキャラクター「ふくにん」です。今年で10周年ということで記念ヘッドマークやらグッズやらきっぷやら登場していたそうな。ちなみに左隣にいるのは「こふくにん」とのこと。

 

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200系(SE03) 〈1273 普通 伊賀神戸

服部川橋梁で撮ったTHE・東急車が再び登場。伊賀上野でJR関西本線伊賀神戸近鉄大阪線に接続する関係で上野市で系統分離されているものの、車両の使い分けはとくになされていないようです。

上野と神戸…まあ後者は兵庫の某大都市名とは違い“かんべ”ですけど、大都会の駅名が存在するにふさわしいほど綺麗な車両が走る、なかなか魅力的な路線でした。高校生のときに一度だけ乗ったっきりなので、また乗りに来たいところです。

 

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新居駅を出て坂を駆け上がる画

帰りはそのまま南下し、国道165号・国道23号経由で大回りしながら鈴鹿に帰還しました。青山峠を越えるためアップダウン&急カーブが多かったものの、走る分には非常に楽しいコースでした。道中にはいつしか訪問した西青山駅もあり、改めてその秘境さも実感しましたとさ。

↓いつしかの訪問記

naroaru.hateblo.jp

ということで伊賀鉄道撮影レポでした。ありがとうございました。