あすなろ撮影録

大学生の備忘録的ななにかです

〈あいがて九州旅-13〉桜島のお膝元・鹿児島市電

こんばんは。

今日は二十四節気における「大寒」、すなわち1年で最も寒い日でした。確かに太陽が出ているのに強風が吹き荒れるという、まさに「北風と太陽」状態だったような。もう大学行きたくねえな…

 

さて本題へ。指宿枕崎線から戻りまして、やっぱりここでも市電を撮っときます。長崎、熊本に次いで鹿児島を走る日本最南端の路面電車を狙います。

前回はこちらから。

naroaru.hateblo.jp

 

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9500形(9502) 〈1系統 谷山→鹿児島駅前〉

まずは1系統の武之橋電停そば、桜島を背に甲突川を渡る市電を。鹿児島と言えば桜島のイメージが強かったのでこのコラボは欲しかったものの、こういう写真が撮れる場所は案外限られているようです。

車両は、元々は大阪市交通局2601形として誕生し、後に800形として鹿児島に移り、さらに機器だけを流用させた9500形。その中でも初期車にあたる9502号車は、天井のクーラーの形が微妙に違うそうな。え、そんなコアな車両を撮ったんか自分。

 

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9500形(9504) 〈1系統 鹿児島駅前→谷山〉

帰り道、やたら赤い車両が通りかかったので慌てて1枚。羽田空港駅を抱える京急電鉄が、羽田空港からの利用者が多い九州でのPRを目的として2018年2月から走らせ始めたラッピングトレインです。

実はこの取り組み、鹿児島どころか全国で行われており、主に羽田から飛行機で向かえる都市を走る鉄道で見られるようです。さすが名鉄と並ぶ京急ですね、撮ったことがない(乗ったことはある、でも確か都営線内)のでいつかは狙いたいところ。

面白い記事がありましたので一応。

toyokeizai.net

 

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9500形(9508) 〈2系統 郡元→鹿児島駅前〉

9500形(9503) 〈1系統 鹿児島駅前→谷山〉

1系統と2系統が交わる主要地点・郡元電停にて。鹿児島市電は、専用軌道を持つ1系統と鹿児島中央駅を通る2系統を有し、随一の繁華街・歓楽街である天文館付近ではどちらの系統も同じ軌道に乗り入れます。

で、ここは2系統の起終点でもあるわけでご覧の通り同一ホームで接続を取ってくれる親切設計。目の前にはイオン鹿児島鴨池店もあって非常に使い勝手が良い場所です。てかまた9500形でした、15両もいるので自然と遭遇確立も上がります。

 

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1000形(1015) 〈1系統 鹿児島駅前→谷山〉

7000形(7001) 〈1系統 谷山→鹿児島駅前〉

さらに1系統を進んで、脇田電停より。すぐ横にJR指宿枕崎線宇宿駅があり、一応中心部まで競合関係ではありますが、まあ両者の使命が違うのでそこまで気にはならない気がします。

ここでは連接車「ユートラム」シリーズが並んでくれました。「優」「悠」「遊」「友」「You」からその名が採られており、バリアフリーに対応した各所で優しい設計となっています。現在の最新型は2019年1月に登場した7500形です。

ちなみにですが7000形は5連構造。広島電鉄5200形もそうですが、小型ながら長編成という「なんとなく近未来」感を醸し出してくれてるのが凄い…

 

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500形(501) 〈1系統 谷山→鹿児島駅前〉

ここまで来たのは、途中で見かけた500形を追いかけるためでした。これまでの車両とは違う古めかしいボディ、御年(撮影時は2021年なので、2022年で)67歳というとんでもないご長寿車両でございます(もちろん上には上がいます)。

二度の大規模改造を受けているとはいえ、機器が単純で保守管理が簡単だということで長いこと生き残る結果に。ただ先述の「ユートラム」に置き換えられる形で徐々に数を減らし、現在はこの501号車、まさかの初号機だけが令和に残ってしまいました。

 

ということで、そんな500形を引き続き追っかけてみることにします。

次回に続きます。ありがとうございました。

〈まこて九州旅-12〉指宿枕崎線屈指のオーシャンビュー?

こんばんは。

昨日の話ですが、近鉄の「ミジュマルトレイン」の運行が開始されました。あのポケモンミジュマルが全面にラッピングされた気合いの入りようで、主に伊勢中川~賢島のローカル運用に就く予定とのこと。ぜひ見たい…

www.chunichi.co.jp

 

さて本題へ。当の本人も忘れかけている〈九州旅〉シリーズ、いよいよ最終日は鹿児島編です。この日は門限までノープランだったので、気になる所に行くスタイルでやっていきます。

前回はこちらから。

naroaru.hateblo.jp

 

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東横インをチェックアウトし、鹿児島中央駅のコインロッカーに荷物を預けつつ、観光案内所でフリーきっぷ「CUTE」を購入。これ1枚で市電やら市営バスやら桜島フェリーやら、市内の交通機関のだいたいに乗ることができます。

顔みたいな駅舎が特徴的な谷山電停は、日本最南端の電停としてちゃっかり標柱も設置されています。沖縄や東京の存在があるとはいえ、確かに鹿児島まで来ると南に来た感はあるのかもしれません。

 

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少し歩いてJR指宿枕崎線の谷山までやって来ました。この日は線路の修繕工事に伴う一部列車の区間運休があり、定期列車では設定がない西頴娃(にしえい)行きが運転されていました。いやそれにしても難読駅名なことで…

指宿枕崎線といえばJR最西端の駅の西大山を抱えるローカル線、といったイメージが強いんですが、喜入までは毎時2~3本で交通系ICカードも使えるという待遇っぷり。鹿児島都市圏がどこまでかがよく分かりますな。

 

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キハ40形(8038)+キハ40形 〈1334D 普通 鹿児島中央

平川で下車し、瀬々串方面に歩くこと約10分。指宿枕崎線ではそこそこの知名度を誇る跨線橋に到着しました。輝く錦江湾をバックに鹿児島中央へ向かう列車を…いやまあご覧の天気なんで微妙なんだなこれが。あれこのくだりデジャブな気が。

全国に蔓延るヨンマルの中でも、JR九州が生み出したのは動力機関が換装された8000番台。キハ47形も含めるとそこそこの勢力になりそうな予感です。いや実際様々な非電化路線でお目に掛かることができます。

 

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キハ200形(560+1560) 〈333D 普通 喜入〉

そんなヨンマルシリーズに代わって、ちゃっかりローレル賞も受賞するほどの性能を持つのがキハ200系。厳密に言えば片運転台の2両単位の編成はキハ200形で、両運転台の単行をキハ220形と呼ぶそうです。

塗装から見るに快速「なのはな」専属かと思いきや、普通運用にも就くことをこのとき初めて知りました。過去には特別快速「なのはなDX」なる列車も走っていたらしく、それ専用の装飾もなされていたんだとか。気合い入ってますねえ。

というかこいつ550・1550番台ということはロングシートなんですね。先述の通り鹿児島都市圏の兼ね合いもあるとはいえ、やっぱりクロスシートに乗りたいものです。

 

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キハ47形(9079+8060) 〈8072D 特急指宿のたまて箱2号 鹿児島中央

ここでのお目当ては、指宿枕崎線の観光特急「指宿のたまて箱」です。薩摩半島の南端の浦島太郎伝説にちなんだ列車名でして、停車中にはドアが開くと玉手箱の煙…に見立てたミストが噴出されるとのこと。気合い入ってますねえ(2回目)。

日本最南端の特急としても走るわけですが、車掌は乗務しないワンマン運転(客室乗務員が乗務)を実施、2021年3月のダイヤ改正で臨時列車へと成り下がるなど、ちょっと怪しい雰囲気が漂っています。ただ乗車時間が1時間を切るので、数々のD&S列車の中でもお手軽さではありそうです。

 

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キハ200系 〈1335D 普通 山川〉

平川駅前にて。そういや撮影中に鹿児島市の職員さんとエンカウントしまして「この跨線橋は古いから気を付けてね」「三重から来たんか、はええ遠い」などと会話してました。こういうのも旅らしくて良いですよね。

天気がイマイチでしたが、有名構図で撮れたので収穫はあったっちゃあったでしょう。果たしてリベンジする時は来るのでしょうか…?

 

再び鹿児島中央方面へ戻ります。ありがとうございました。

1/8 御堂筋線を見守るシャンデリア(おまけ後編)

こんばんは。

1月半ば、聞こえてくる期末試験の足音を無視しながら日々を過ごしているわけですが、どうやら限界が生じてきたようです。そこに舞い込んできたオミクロン株の急拡大、三重県のまん防案件…波乱の2月を迎える予感です、ええ。

 

さて本題へ。信貴線道明寺線を堪能…というか普通に関西を楽しんじゃってますが、いよいよ最終回。阿部野橋もとい天王寺からは、Osaka Metro 御堂筋線に乗り込みます。

前回はこちらから。

naroaru.hateblo.jp

 

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21系(21614F) 〈新大阪〉

日本一のドル箱路線として名高い御堂筋線は、梅田~心斎橋での単行運転から始まるシンデレラストーリーが話題に挙がることもしばしばあります。1933(昭和8)年からの度重なる延伸と編成増強を繰り返して、今の形があるわけですね。

そんな歴史の中でも触れたいのが、主要駅に未だ残されているシャンデリア(蛍光灯照明)でございます。正確には白熱灯から蛍光灯に交換されたのでデザインだけが踏襲された形ですが、それでもLED照明とは違うレトロな雰囲気が興味をそそります。

 

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21系(21607F) 〈天王寺

写真は天王寺の様子。2面3線というそこそこの規模なので、その空間の広さを活かした傘型のシャンデリアが規則的に並んでいました。ちなみにB階段付近には開業当時から使われている和風の箱型照明灯が現存しており、文字通りの骨董品となっています。

ただ、2018年12月に全15駅の「地下空間の大規模改造」を実施することが発表され、もれなく御堂筋線の各駅もその対象に含まれることに。これまでのイメージとは真逆の近未来的なデザインに、当初は批判的な声も少なからずあったようです。

発表当時のプレスリリースはこちら。

subway.osakametro.co.jp

 

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30000系(31608F) 〈新大阪〉

話を戻して、メトロ車の中では新車の部類に入る30000系との2ショットも似合いますね。2025年の大阪万博に関連して、後継の30000A系(まあ中央線と谷町線にですが)が登場するらしく、ちょっと先輩感が出てきたかもしれません。

先述のリニューアルは既に始まっており、新幹線連絡ができないことで定評(?)がある中津は見違えるほど大変貌したとのこと。現在も絶賛工事中でして、無論シャンデリア設置駅も例外ではないので、姿を消す日はそう遠くないのかもしれません…

あ、もちろんイメージ画像を見る限りでは「なんとなく残ってる?」みたいな駅もあるので、ぜひとも残してもらいたいものです。

 

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8000形(8006F) 〈江坂方面千里中央

移動しまして梅田まで。こちらは逆富士型のシャンデリア…と言いたいところですが、リニューアルの末にLED照明へと置き換わりました。元々広いことも相まって、良い意味で地下鉄らしくない明るい空間へと変わった印象でした。

そこへと滑り込んできた北大阪急行のポールスターこと8000形は、まさかの廃車もちょくちょく発生しているらしいですね。2023(令和5)年度中には箕面方面への延伸も予定されているので、その辺りにはどうなっているかが気になります。

 

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10A系も来ました

後は谷町線千日前線で鶴橋まで出て、近鉄構内の焼肉ライクを食らいつつ、宇治山田行き急行→名古屋行き急行の流れで帰りました。青山越えは寝ながら過ごすとあっという間ですが、寝違えると最悪です。

やっぱ関西はいつ行っても楽しいですな。三重からだと鉄道にしろ車にしろ山を越える「だけ」なので、春休みにも訪れたいところです。まあクソみたいな某ウイルス次第ですけど。

以上、信貴線から始まるおまけ(という名の関西プチ撮影記)でした。ありがとうございました。