あすなろ撮影録

大学生の備忘録的ななにかです

10/2 秋晴れの下の滋賀

こんばんは。

ここ数日で急に寒くなりましたが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。天の神様は気温調節すらろくにできないのかと疑ってしまいますが、まあ風邪とコロナは紙一重かもしれないので気を付けたいところです。

 

さて本題へ。秋晴れ予報といった良い天気、やっぱりどこかへ遠出したくなったので鈴鹿山脈を越えてきました。

時系列的には近鉄名古屋線の撮影の後になります。繋がりは皆無ですけど、リンクは貼っときますね。

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800系(809F) 〈81 普通 近江八幡

石榑峠を越え国道421号に沿って走っていると、近江鉄道八日市(万葉あかね)線とエンカウント。せっかくなので撮っとくことにしました。

相変わらずの西武みを感じる黄色い車体ですが、種車は401系のようです。11編成全てにおいて仕様が少しずつ異なるらしく、Wikipediaで編成ごとに解説されるほどには複雑な形式なようです。亜種の820系とかもいますし。

ちなみにこの場所は平田~市辺ですが、奥に見えるこんもりとした山は恐らく赤神山ですかね。勝利と幸運を司る天狗「太郎坊」が建立を手助けした阿賀神社(太郎坊宮)があるそうな。

 

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900形(901F) 〈82 普通 八日市

入れ違いに、15年ぶりの新車として話題となった900形がやって来ました。まあこの後も100形や300形が導入され急に若返っていくわけで、ガチャコン電車近代化の先駆者(車?)となった車両ということになります。

前面展望が売りで2019年に引退した700系に代わり、2代目「あかね号」に就任されたというのは一目瞭然ですね。車内も優先席だけクロスシートが採用され、何となく継承されたといったところでしょうか。

 

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N700A系(1000番台/G47) 〈227A のぞみ227号 新大阪〉

そのまま行く当てもなく大津まで来てしまいました。ここで「東海道新幹線が撮れる場所があったような…」とおぼろけながらに思い出し、フォレオ大津一里山近くの有名撮影ポイントに到着したんですが…あれれ何かがおかしい。

場所も構図も申し分無しだとは思うんですけどね、タイミングを間違えました。強いて言えばN700Sが来てくれたら良かったものの、関西には朝夕にしかやって来ないようです。最寄駅からも遠そうですし、また来たいかと言われればうーん…

そもそも新幹線を沿線撮りすることすら滅多になかったので、またどこか探して行ってみたいものです。米原付近や静岡県内になるのかな?

 

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221系(B13) 〈797T 普通 姫路〉

石山坂本線でも撮りに行こうとしましたが、コインパーキングがどこも満車だったので諦めることに。最後の悪あがきとして、栗東にて221系を狙うことにしました。

大和路線おおさか東線の201系を淘汰するという目的で、東海道線系統からの転出が予定されている221系。このまま225系100番台の導入が順調に進めば、2023年度には完了するとのことです。

 

後は国道1号をひた走って帰りました。三重と滋賀って山さえ越えればすぐですからね、大分ハードルが下がった気がします。

以上、色々欲張った撮影記in滋賀でした。ありがとうございました。

10/2 おはよう霞ヶ浦

こんばんは。

この1か月で様々なところへ行く用事ができてしまいました。名古屋やら京都やら…はたまた。用途も試験やら遊びやら旅行やら…となると心配なのが懐事情。いや、あえて見なかったことにしておきましょう。

 

さて本題へ。この日は駅まで家族の送迎を頼まれたんですが、なんと5時台の始発列車でした。送り届けたはいいものの、せっかくこんなクソ早い時間に家を出た…

 

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1010系(T15) 〈3620 準急 名古屋〉

ということで、朝時間帯だからこそ期待できるカットを求めて近鉄名古屋線霞ヶ浦~富田の霞ヶ浦第3踏切へ。結論から言えば、影が抜けきっていないものの朝日に照らされたT組準急を撮ることができました。

一応過去には920系として京都線系統で走っていた車両ですからね。今では何も珍しいわけではない裾絞り編成として一目置かれていたのかもしれません。というか1010系自体が色々とあったのにこうして走っていることが奇跡なのかも…

あと準急ってのもポイントが高いです。四日市以南民からすりゃ準急も走ってなければ普通も減便されたので、ますます格差が広がってくんじゃないでしょうか。いっそのこと四日市~中川を「近鉄中勢線」にしちゃえば解決するかもしれません。

 

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2430系(G34)+9000系(FW06) 〈3622 準急 名古屋〉

先程のはさすがに「半分」冗談だとして、鮮やかな緑幕の準急が撮れるというのは魅力的です。加えて他に南大阪線系統でしか見られない、(2+3=)5両編成の列車もやってきますから、まあ楽しいのなんの。

名古屋線の準急は、2・3両なら普通電車、6両なら急行への送り込み運用も兼ねることが多いものの、5両という何とも中途半端な両数は専ら朝ラッシュ対応に徹しているようです。富吉~名古屋の区間列車も含めても、朝に上下2~3本という少なさなんですよね。

昔は夕方にも5両の下り準急とか運転されてたんですけどね。運用効率しかり、朝よりも分散するが故の乗客率しかり、地味に消え去りつつある両数です。

 

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22000系(AL11)+22600系(AT60) 〈612 特急 名古屋〉

時刻は7時を回り、ようやく影が低くなってきました。最初の3両準急と比べて大分マシになりました。まあ切り位置がシビアなので終始ヒヤヒヤしてましたが…

あれ早朝の名伊は伊勢志摩ライナーだったような…と思ったら、それは始発の松阪発の便で、これはその40分後の便だったようです。間には名張発のアーバンライナーも来たので、6時台から20分ヘッドで特急が走っていることになります。末恐ろしい。

 

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9000系(FW08)+1240系(VC40) 〈3720 準急 名古屋〉

(2+2=)4両編成も。後ろ寄り2両は一点モノの1240系…と言いたいところですが、本質は1233系をワンマン改造したというだけなので何か差異があるわけではありません。いやこれで単独で中川以南に就けるかどうかが決まるので重要っちゃ重要か…

ちなみにこの場所、以前にも同じような時間帯に来ています。名古屋線準急に関してより詳しく書いた記事もあるので、興味のある方はぜひどうぞ。ただ2021年7月のダイヤ変更以前のものなので、変更後の動向もどこかでお話したいところですな。

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今回は軽く来ただけなのでこんなもんで切り上げました。はよ富吉以北に行きたいものの、愛知県内の撮影ポイントをよく知らないので調べた上でぼちぼち訪れたいと思います。

以上、名古屋線での朝練レポでした。ありがとうございました。

 

【おまけ】

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1010系(T16) 〈3938 急行 名古屋〉

2021/7/1撮影

同じ場所ですが、今は無き「3両の名四急行」も撮っていました。これまた急行についてだらだら喋った記事があるのですが、その中の「朝の上り3938列車」とはこのことです。

回送電車に丸被りされ渋々後追いで撮ったんですが、車両が因縁のT16編成だったのでまあいいでしょう。

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9/25 夕刻の豊橋を駆け抜ける市電

こんばんは。

10/14の鉄道の日を目前にして、「近鉄全線3日間フリーきっぷ」「JR西日本どこでもきっぷ」「みんなの九州きっぷ」と、各社からわけの分からない(誉め言葉)きっぷが各社から発売されるようです。使ってみたいと思う反面、やはり期間限定というのが地味にネックかなと…来年まで有効ならば嬉しいんですけどね…

 

さて本題へ。前回(下のリンクからどうぞ)は豊橋鉄道を撮りながら伊良湖岬を目指したわけですが、今回はその帰り道のお話です。

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モ780形(784) 〈普通 駅前〉

豊橋には東海地方で唯一となる路面電車豊橋鉄道市内線(正式には東田本線)」が走っています。駅前停留所から赤岩口停留所まで、途中で分岐して運動公園前停留所までを結ぶ2路線が交互に走っているといった感じですね。

開業は1925(大正14)年で、延伸やら移設やら廃止やらを経て現在の路線網が形成されました。日本の大動脈である国道1号を、しかもクルマ社会を具現化したようなこの場所でコトコトと走る姿は、個人的には何とも言えない面白さを感じます。

 

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モ780形(784) 〈普通 駅前〉

モ780形(787) 〈普通 赤岩口〉

前回の渥美線の記事で、豊橋鉄道名鉄の子会社みたいな話をしました。この市内線もその影響を受けていまして、車両はかつての名鉄岐阜市内線などで使われていたものがほとんどです。他には都電荒川線福井鉄道からの車両、そして新造車がちょこっと混ざってるくらいなのかな?

最大勢力がこのモ780形。昔も今もこの形式名だそうですが、既に名鉄よりも豊鉄にいる機関のほうが長いという現象に陥っているとのこと。全編成にラッピングが施されているというのも、路面電車らしい特徴です。

 

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モ780形(786) 〈普通 運動公園前〉

ちなみに撮影ポイントは前畑~東八町の跨線橋です。この辺りは自動車が走るアスファルトとは違い、石畳に敷かれた線路を走るという少し珍しい光景が拝めます。しかも起伏に富んだ地形でして、前畑の隣の停留所は「東田坂上(坂の上の東田地区、という意味らしい)」となっているほどです。

しかしこんな時間に来てしまったので、石畳なんてまあさっぱり分かりません。辛うじて1枚目の写真から色が違うことは窺えますか、ここは昼間に来る方が良さそうですね。

とは言え夕方の帰宅時間帯なので交通量は十二分に多く、ヘッドライト&テールライトが良い感じに映ってくれている…ような気がします。

 

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モ780形(781) 〈普通 駅前〉

そういや路面電車って全国どこにでもあるようでないもんですからね。自分は大津(京阪京津線)、松山(伊予鉄道)、広島(広島電鉄)、京都(京福電鉄)、そして今回の豊橋路面電車に乗ったことがあることに…あれ結構乗ってるほうじゃね?

バス以上普通鉄道(適切な表現が分からない…)未満とも言えるこの乗り物、地元の方々の重要な足になっているだけでなく、我々みたいな旅行客にも重宝されている気がします。ぜひともこれからも撮影ないし活用していきたいところです。

 

こんな感じで切り上げ、帰りは蒲郡バイパスの大渋滞に巻き込まれながら帰宅したのでした。豊橋鉄道渥美線も市内線もまた訪れたい路線ですな。

以上です。ありがとうございました。

9/25 豊橋鉄道とともに伊良湖へ

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こんばんは。

今日から10月に突入したと同時に、2021年も残すところ3ヶ月となりました。いやさすがに焦るには早すぎますが、何というか、今年もなんもできんかったなあ、という悔いが薄っすらと漂ってます。難しい話ですねえ…

 

さて本題へ。先日、ドライブがてら渥美半島伊良湖岬まで行ってきました。その道中に色々と寄り道したので、今回はそのらへんの様子をお届けしようかと思います。

 

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3300系(3302F)+3100系(3102F) 〈1012 急行 豊橋〉@藤川~名電山中

基本的には国道23号をひたすら東進するだけですが、途中でカーナビがバグったのか旧東海道に迷い込んでしまいました。しかしそのおかげで名鉄名古屋本線の線路沿いに出てこれたので、数枚だけ撮ることに。

相変わらず見にくいオーロラビジョンを備えている3300系初期車。採用例が名鉄くらいなのでそれほど不人気かと思いきや、その亜種とも言えるシリーズは国内の競技場や競馬・競輪・競艇場の大型スクリーンとして幅広く使われているそうです。

 

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1800系(1802F) 〈68 普通 新豊橋〉@杉山~老津

豊橋駅を越えて、ついに渥美半島に突入しました。ここら辺を走る鉄道と言えば、豊橋鉄道渥美線になるわけですね。

三河の主要都市・豊橋(新豊橋駅)から、国道259号(田原街道)に沿う形で城下町・田原(三河田原駅)へと至る、全16駅で構成された18.0kmの路線です。伊良湖岬への観光と豊橋圏への通勤通学、双方のアクセスを担う重要な鉄道となっています。

車両は1800系の1種類のみ。加減速性能の向上と所要時間短縮のために、元東急7200系を譲り受ける形で2000年に登場しました。ちなみにお仲間は大井川鐵道にも存在し、過去には上田電鉄(長野)や十和田観光電鉄(青森)でも走っていたそうな。

 

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1800系(1807F) 〈70 普通 新豊橋〉@杉山

1800系(1804F) 〈61 普通 三河田原〉@同上

運行形態としては全線を通じて15分間隔、しかも車掌乗務のツーマン運転です。地方私鉄とは思えない高頻度運転…というか確か伊予鉄道もそんなもんでしたね。過去には12分間隔を目指したこともあったそうですが、単線区間がネックで実現しませんでした。

2013年1月から、全10編成の車両に対してそれぞれ異なる花のラッピングを施した「渥美線カラフルトレイン」の運行を開始しました。黄は菜の花、青はヒマワリ(→夏→海…らしい)、先程の茶はハマボウと、見ていて楽しいバリエーションとなっています。

 

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1800系(1801F) 〈63 普通 三河田原〉@杉山~やぐま台

団地内をうろちょろしていたら線路沿いに出てこれたので1枚。こちらは赤、バラをイメージしているようですね。

田原市を含む渥美半島は、沖合を流れる暖流・黒潮のおかげで1年を通して温暖な気候となっています。平均気温、日照時間、快晴日数…どれも全国トップクラスで、日本有数の花と野菜の産地として有名なんだとか。

確か小学生のとき、社会の教科書で「電商菊」の話が出てきたような気がします。開花時期を遅らせることで全国からの需要を満たしている…みたいな記述問題を腐るほど見た覚えがあります。

 

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1800系(1801F) 〈76 普通 新豊橋〉@三河田原

ついでなので、中部地方最南端の駅ともされる三河田原駅に寄っときました。2013年10月に完成した現在の駅舎は4代目で、建築家・安藤忠雄氏によって手掛けられました。「Start Station(はじまりの駅)」というコンセプトのもと、「ふくらみと広がり」を持たせたんだとか。確かに2階建てなようですねえ。

今更ですが豊橋鉄道名鉄の子会社なので、通系ICカードが使えたり発車標や接近放送がどう考えても名鉄だったりと、その影響がちょくちょく表れています。冒頭の名鉄電車はそんな伏線だった…というクソみたいな回収をここで済ませておきましょう。

 

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後は本来の目的地である伊良湖岬に向かうだけ。この灯台、計画では背後の小高い山の上に建設するつもりだったものの、近くの陸軍試射場からの弾丸を避けるために波打ち際に変更されたんだとか。へえ珍しい。

あと、ここから伊勢湾フェリーで鳥羽方面へ抜けることも可能ですね。伊勢湾岸をぐるっと1周するよりもはるかに速く、先述の国道259号や国道42号としても指定されている、いわゆる「海上国道」を堪能することができます。

 

恋路ヶ浜や道の駅 伊良湖クリスタルポルトをぶらぶらしつつ、豊橋へと折り返します。

次回に続きます。ありがとうございました。

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9/11 はじめての養老鉄道・後編

こんばんは。

久しぶりにナガシマスパーランドへ行ってきました。絶叫系は嫌いではないのですが、やっぱりいつになっても慣れませんね。叫びすぎて喉も痛いですし、天国と地獄がはっきり分かれるような気分でした。何の話ですかねこれ。

 

さて本題へ。養老鉄道に初めて乗ったという話で、養老でレンタサイクルを借りてサイクルトレインに乗り込んだというところです。前編は下のリンクからどうぞ。

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600系(D01) 〈1451 普通 大垣〉

隣の美濃津屋で降りて、川沿いに漕ぐこと10分。養老線で一二を争う有名撮影ポイントまでやって来ました。遮るものは何もないが故に、色々と好条件なんでしょうね。

後ろの方に見えるクレーン車と高架橋は、絶賛工事中の東海環状自動車道です。豊田から土岐、関、大垣を通って四日市に至る、名二環よりも広域な役割を担うバイパス路線になる…予定です。

岐阜・三重県境は養老山地が立ちはだかるため、この区間(養老~北勢)の開通は2026年度と最も遅くなっています。並行して国道258号が走っているとはいえ、名古屋を通らずに岐阜ないし北陸方面へ抜けることができるのは大いに魅力的かと。個人的には開通が待ち遠しいところではあります。

 

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600系(D02) 〈1450 普通 桑名〉

これこそが有名な構図ですな。まあ先程の工事中の東海環状道とのショットも期間限定なので、そういう意味でも汎用性の高い場所なのかもしれません。完全に来る時間帯を間違えましたけど…

先頭車2両と中間車1両とで種車が違うわけで、内外ともに微妙に違う部分があるのが面白いところ。過去には団体列車を想定してトイレも設置されていましたが、後に撤去されてしまいました。

 

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7700系(TQ06) 〈1550 普通 桑名〉

津屋に戻り本日3回目の養老で下車。対向待ちの3分間でレンタサイクルを返却し、再びホームに戻ると新型車両…もとい東急から譲渡された7700系が入ってきました。

東急車両には詳しくないので何とも言えないのですが、見た感じ塗装以外はそのまんまって感じでしょうか。池上線や東急多摩川線でも3両編成だったらしいので、東京から持ってきた電車をそのまま走らせているといっても過言ではないのでは?

そういや伊賀鉄道にも元東急1000系がいましたよね。三岐鉄道の元西武車もしかり、地味に関東色が強まっているような三重県内の鉄道。首都の通勤・通学を支えただけあって、その性能と耐久性はピカイチなんでしょう。

 

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養老から終点・大垣まで乗車、そこから乗り換えて揖斐方面へと向かいます。運行系統としては大垣で分断されているものの、同一ホーム上での乗り換えが考慮されている模様。揖斐まで乗車したことで、養老鉄道全線完乗を達成しました。

近鉄時代は営業路線で最も北に位置した駅とのこと。仮に現在の運賃形態でここから近鉄電車だけで京都まで行くと、その距離は241.8km、最高額の3110円が掛かります。東海道線を使ったほうが速くて安いのは言うまでもないですが、新幹線となら値段くらいは良い勝負ができるかも。

ちなみに所在地の揖斐川町には、かつては名鉄揖斐線路面電車が乗り入れていました。2005年に全線廃止されてからはこの駅が玄関口となり、利用者もそこそこいるようです。

 

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600系(D06) 〈1750 普通 桑名〉

乗ってきた電車で折り返し、大垣駅ナカで遅めの昼食。JR線を使って名古屋経由で帰ろうかとも思いましたが、せっかくフリーきっぷを持っているので再び養老線ホームへ。

日本で初めての高加減速車両として1957年に登場した「ラビットカー」は、急行や準急の間を縫ってぴょんぴょんと駆け抜ける近鉄南大阪線普通列車に対して名付けられた愛称ですね。今もこうして養老の地でお目に掛かれるとは、なかなか凄いことです。

 

とまあこんな感じで養老鉄道を巡ってきました。元東急車両も増えたことですし、撮影機会に恵まれれば再び訪れたいところですね。桑名ですから遠くはない…はず。

ということでここまで。ありがとうございました。

9/11 はじめての養老鉄道・前編

こんばんは。

あと1週間で大学2回生としての夏休みが終わってしまいます。正直どこにも行けなかったので悔いしかありませんが、その分資金は溜まっているのでいつしかパーッと使いたいものです。まあ実はそう遠くないうちに来るのかも…?

 

さて本題へ。これまでの記事で三重県在住であるということは何となく察して頂けると思いますが、実は未だ乗ったことのない県内路線が2か所もあるんですよね。

完全に「いつでも乗れるからいっか」精神で後回しにしていたわけで、やっとこさ「いつでも」な瞬間…県外移動の制限がかかったタイミングでの初乗車となりました。

今回はそんな経緯ながら、北勢と西濃を結ぶ「養老鉄道」の乗車レポをお届けします。

 

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600系(D01) 〈1053 普通 大垣〉

起点の桑名から乗車するわけですが、改札口に到着したのが発車3分前。窓口にて大急ぎで1日フリーきっぷ(1500円)を購入し、滑り込むかのように乗り込みました。日中は40分間隔なので、乗り過ごすと地味に痛いダイヤです。

車両は近鉄名古屋線南大阪線から転属した車両を改造なり組換えなりで狭軌路線に対応させた600系。親元に劣らず、同じ顔なのに3代も存在する(正確には「存在した」ですかね)のだからさすがです。

というか車内は完全に近鉄電車なんですよねえ。角型の室内灯カバーや妻面のクソでかい窓、そして発泡スチロールのようにぶかぶかな座席…見慣れないものと言えば未だ現役の扇風機くらいでしょうか。それくらいには親近感が湧いてきます。

 

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600系(D02) 〈1150 普通 桑名〉

600系(D04) 〈回送〉

40分少々で養老に到着。2面3線の国鉄型配線で、列車別改札を採用している主要駅ですが、3番線にはどう見てもハマの赤いあんちくちょうな車両が…

これは養老鉄道が2019年4月で全通100周年、京急電鉄が2019年1月で開業120周年、さらには両者の設立者が立川勇次郎と共通していることから、同年1月から「京急と養老をつなぐキャンペーン」を開催。その第2弾として同年9月から「京急塗装のようてつ電車」が走り始めました。

現在の大垣市出身の彼は「日本の電気鉄道の先駆け」となる大師電気鉄道(現在の大師線の一部)を開通させました。地元…と言うにはちと語弊があるものの、東海と関東にこんな繋がりがあるとは思いもしませんでしたね。何かの巡り合わせかもしれませんな。

 

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f:id:narotaro94:20210923013345j:plainちなみに養老駅舎はこんな感じ。幕末から明治初期にかけて盛んだった文明開化の影響で「擬洋風建築」となっており、出札窓口や観光案内所も設けられています。

さらにホーム上には数多ものひょうたんがぶら下がっています。奈良時代、この地に住む源丞内(げんじょうない)が親のためにひょうたんで滝の水を汲んだところ、不思議なことに水が酒に変わり親を喜ばせた「養老孝子物語」に起因するものですね。

老いを養う地と書いて「養老」、そして「親孝行」の伝説はここから始まったとされています。ちなみに居酒屋チェーン「養老乃瀧」も、やっぱりこの養老に由来するんだとか。

 

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600系(D06) 〈1352 普通 桑名〉

話を鉄道に戻して、養老駅窓口でレンタサイクルを借りてその勢いで養老公園を観光。全線において自転車を車内に持ち込める「サイクルトレイン」を実施しているので、勢いで載せてしまいました。

どうやらこの取り組みは地域住民の方々にも浸透しているようで、部活帰りの中学生や買い物帰りの外国人など、そこそこの利用状況でした。都心や幹線路線じゃないからこそ、そういうサービスで利便性を上げるというのは、会社にとっても利用者にとってもメリットがあるんですね。

 

中途半端ですが、ここで一度区切ります。

次回に続きます。ありがとうございました。

 

【おまけ】

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養老駅から養老の滝まではほとんど一直線ですが、とんでもない坂が待ち受けているので1時間弱はかかります。

駅員さんや観光所の方に「どえらい坂やけど大丈夫?」と再三心配されるほどなので、お越しの際はそれ相応の覚悟と体力をお忘れなく。

8/27 2両あすなろう、出発進行

こんばんは。

気づけば9月でした、あっれれ?本来なら9月中旬に「381系遠征in島根&サンライズ初乗車」旅を敢行する予定だったものの、またまたぶっ壊されてしまいました。ふざけんな、宿も取ったしe5489で10時打ちしたんだぞ、あの苦労どうしてくれんだ。

 

なんとも言えない感情のまま本題へ。とんでもない大雨が続いた8月下旬、集中講義に行く前に四日市あすなろう鉄道へ寄り道してきました。

 

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新260系(U63) 〈841 普通 内部〉

四日市あすなろう鉄道で活躍する新260系は、基本は3両編成で運転されています。しかし、おおよそ夏に行われる車両検査の兼ね合いで、一定期間だけ中間車が抜き取られた2両編成で運転される列車が誕生します。

路線が短いとはいえ、車両数も少ないですしナローゲージなので1列車あたりの定員数にも限界があります。まるまる運休させるのではなく、比較的乗客の少ない夏休み期間中に減車してでも運行するというスタイルを取っているようですね。

 

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新260系(U63) 〈842 普通 あすなろう四日市

往路は赤堀~日永の鹿化川橋梁、そこから移動して復路は日永で撮ることに。どうやら入場券というものが存在しないようなので、撮影料というか応援料というか、初乗り運賃(200円)分のきっぷを買って入場しました。

地味に絶滅危惧種となった「行先サボ」をあえて使っているのが良いですよね。どちらかと言えば退化しているように見えて、2016年にローレル賞を受賞するくらいには大進化(とくに車内)しているのだから驚きです。

 

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新260系(U65) 〈855 普通 西日野〉

全線単線なので行き違いをしていたようですが、やって来たのは八王子線へ直通する西日野行き。しかも2019年1月から運行を開始し、床の一部がガラス張りになっていることでナローゲージの車輪の動きが楽しめる「シースルー列車」でした。

全ての列車が四日市発着で各路線が毎時2本なので、四日市~赤堀~日永は毎時4本ということになります。便利っちゃ便利なものの、並行して路線バスが走っていますし、駅間距離も短く、そもそも車社会にどこまで対抗できているかが気になる所です。

 

八王子線に関する小ネタもあったりします…(急な宣伝)

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ただですね、最近になってそこそこの発展を遂げたんですよ。2021年8月21日から、全線で全国の交通系ICカードが使えるようになり、近鉄とのIC定期券の発売も開始されました。真新しいIC改札機が設置されているのがお分かり頂けるかと思います。

これは2021年9月25日から開催される予定…だった、第76回国民体育大会「三重とこわか国体・とこわか大会」の競技会場の1つ、四日市中央緑地の最寄駅が日永であるため、その利便性向上の一環として行われたものです。

 

駅前の目立つアピール看板、2019年12月に同駅に設定された愛称「あすなろう中央緑地駅」、そして今回のIC対応。すべて国体の恩恵だと考えると、中止というのはなんとも複雑な気持ちではあります。

 

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ちなみに日永駅構内には、実際に使われていた台車や車輪が常設展示されています。もはや説明不要だと思いますが、日本で3路線しかない特殊狭軌(ナローゲージ)の珍しさを実感できるスポットの1つとなっております。

 

2両編成そのものは超珍しい…というわけでもありませんが、ただでさえ小さい電車がさらに小さくなった姿というのは一見の価値ありかもしれません。気が向いたらぜひ撮りに来てみてください。あ、普通に乗りに来る分にも楽しいですよ。

ということで「2両あすなろう」撮影記でした。ありがとうございました。