あすなろ撮影録

大学生の備忘録的ななにかです

7/21 今も昔も末広橋梁

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相生橋よりコンビナート群を望む

こんばんは。

東京オリンピック関連の4連休、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。こちとらバイトまみれなものの、辛うじて土曜日(7/24)だけは全休なんですよね。この貴重な日をどう使いましょうねえ…

 

さて本題へ。梅雨晴れが続き、いよいよ夏本番といった日々が続いていたので、大学帰りにふらっと四日市へ立ち寄りました。このパターン何回目なんだか。

 

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前々から気になっていたものの、隣街だしいつか行きゃいっかと思い続けて数年。やっとこさ「末広橋梁(旧四日市港駅鉄道橋)」に初訪問することができました。

もはや説明不要だとは思いますが、1931(昭和6)年に千歳運河に架けられた跳開式可動鉄道橋梁で、国内に僅か残るうちの現役最古のものとなっています。重要文化財、近代化産業遺産、機械遺産などの認定が、その歴史を証明していますね。

 

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しばらくすると、自転車に乗った係員さんがやってきて白い小屋(写真左)に入っていきました。そして警報音が鳴ったかと思えば、橋桁が下降し始めます。巻き上げモーターとケーブルによって、約2分で対岸と接続されるようになっているようです。

この一連の流れが末広橋梁の見どころですな。鉄道可動橋そのものはJR和田岬線の和田旋回橋なども現存していますが、運河ゆえの船舶との兼ね合いが必要なため、手間がかかってでも通過前後に開閉操作を行うんですね。

ちなみに末広橋梁の南側には臨港橋が架かっていまして、こちらは道路可動橋となっています。自動車・歩行者専用道路なので普段は降りているものの、船舶通過時は封鎖されて跳ね上がるそうな。とはいえその瞬間は滅多にないようです。

 

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DF200(223) 〈5367 東藤原→富田→四日市港〉

数十分後、すっかりお馴染みとなったレッドベアが姿を現しました。なぜか記念撮影をしていた係員さんとともに、のろのろと進んでいく列車を見届けます。

後ろの貨車には東藤原から三岐鉄道経由で運ばれてきたセメントが詰め込まれており、この先の太平洋セメントの荷役施設(藤原工場四日市出荷センター)で入換機関車にバトンタッチされます。

そして折り返しは空貨車を引っ張って四日市駅へと戻っていきます。このやり取りが10分弱で行われるのだから、手際が良いのなんの… 伊勢湾を挟んで向こう側にある中部国際空港の埋め立て用土砂もこの要領で運ばれたんですね、しみじみ。

 

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広角でもう1枚。四日市駅構内扱いですが、車両重量の関係で「末広橋梁をDF200が渡ることはない」と安心されていました。しかし実際は2018年から2019年に行われた試運転を経て運用が解禁され、「DD51安泰神話」があっけなく崩壊してしまいました。

かく言う自分も引っ掛かったうちの1人で、いつかここでDD51を…とか先延ばしにしていたら、気づいたときには引退していました。何度も繰り返しますが、日々の記録がいかに重要かを身をもって思い知った瞬間でした。これもはや定型文ですね。

 

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あ、ちなみに近鉄四日市駅からレンタサイクルでやって来ました。120円/日(電動自転車は240円/日)と破格なので、鈴鹿市民なのに半年に1回くらいお世話になっています。だいたい20分も掛からずに来れたので、良い運動にはなったかな?

四日市港へのセメント輸送ですが、1日5往復の設定がなされているものの、休日は橋の開閉は行われず、荷主の都合で運休もしょっちゅうあるようなので(藤原工場の定期検査の関係で5月~6月の割合が高いらしい)、その辺りは注意が必要です。

 

復路まで待ちたいところですが、狙いがあと2つもあるので急いでJR四日市駅方面へと向かいます。

次回に続きます。ありがとうございました。

 

~次の更新は7/29です~

6/26 ミュー+9500系、河和線へ

こんばんは。

この記事を書いている7/17、東海地方ではやっとこさ梅雨明けしたそうです。例年より早い梅雨入りだったので、何となく長く感じたのも気のせいではないはず。まあ最近はゲリラ豪雨も多いので、あんまり油断できないのが本音ですかね。

 

さて本題へ。有無を言わさずタイトル通りです。

www.meitetsu.co.jp

現在の名鉄河和線にあたる太田川~成岩が、1931年に「知多鉄道」の路線として開業してから今年で90周年を迎えるとのことで、各種特別企画が執り行われました。

記念入場券の発売、イラスト系統板の掲出はまあ分かるとして、超目玉企画かつ世の名鉄ファンを沸かせたのが「2000系と9500系の特別組成運行」です。

普段は「ミュースカイ」として常滑線方面にしか行かない2000系が、定期列車の「特急」として「最新鋭車両9500系と連結」して「河和線を」2往復走るという、まあ訳の分からないことをやってくれました。

 

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9500系(9505F)+2000系(2005F) 〈329 特急 名古屋〉

あまりにも異彩だったので、伊勢湾岸道を飛ばして南加木屋~高横須賀の沿線まで観に行ってきました。ありきたりな構図を避けるべく、奥に見える東海市街へ向かう特別列車を収めてみました(まあ密回避というかキャパオーバー寸前というか…)。

地元の方が話しかけて下さったので通過直前までお喋りしてたんですが、確かにこの青ラインの車両がここを走るなんて貴重ですよね。何よりも「太田川に停まる」ってのに衝撃を受けていらっしゃったのにほっこり。そりゃ河和線知多新線沿線民がミュースカイにお世話になることなんてほとんどないですもんね。

 

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2000系(2005F)+9500系(9505F) 〈338 特急 河和〉

折り返しも撮っときました。個人的なイメージで「知多新線=内海=海」であり「河和線=河和=山」だったのでそれっぽい風景画を。実際のところ河和も海沿いの街なので何とも言えないのですが。

どのレア要素に触れるかは人それぞれだと思いますが、このご時世ながらささやかなイベントを開催してくれるのは有難いことですな。というか「鉄道ファンサービスの一環」としてパノスパをセントレアに行かせるくらいなので、最近の名鉄はどうもおかしいようですいいぞもっとやれ(誉め言葉)

 

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1000-1200系 〈347 特急 内海〉

おまけ枠は、先程の特別列車が通過する前に走り去った内海特急。総営業距離が私鉄第3位だけあって幹線系統くらいしか乗ったことがないので、そろそろ枝線にも乗っときたいところ。蒲郡線とか応援しなきゃレベルからね。いやその前に超お世話になっている近鉄すら全線完乗してないんだなこれが。

 

本命のためだけに来たのでお見せできる写真は3枚だけ。今年中、今年中には名鉄を全線完乗したいです。いや保険で今年度中にしておきましょう…とりあえず河和線90周年おめでとう。

以上、河和線記念列車を撮っただけの軽いレポでした。ありがとうございました。

~次回の更新は7/23です~

6/24 柳のアジサイロード

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こんばんは。

先日、スターバックスで販売されている「47 JIMOTO フラペチーノ」の三重県バージョンをやっと試してきました。「三重 伊勢茶&シトラスやに!フラペチーノ」ということで、苦さと酸っぱさが程よい感じにマッチしていた感じですかね。まあ「伊勢」と「シトラス」の語呂のアンバランスさ、そして無理やり感がある方言が気になりますが…まあいいでしょう。

 

さて本題へ。一応帰り道なもんですから最終的には鈴鹿線に戻ってくるわけですが、ふと沿線を見るとギリギリ撮れそうだったのでちょいと降りてみました。

とくに繋がりはありませんが一応前回の記事を…

naroaru.hateblo.jp

 

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毎年6月頃になると、近鉄鈴鹿線・柳駅付近のアジサイ(紫陽花)が見頃を迎えます。線路に並行する小道に沿って植えられているため、電車から眺めても良し、散歩しながら眺めても良し、車で突っ切っても良し、と色々な楽しみ方ができちゃいます。

元々は地元住民で結成された「玉垣・農地・水・環境を守る会」が、環境保全事業の一環として県や市の補助を受けながら2008年に始まったプロジェクトです。

当初はたった200mだけでしたが、毎年ちょくちょく延伸する形で植え続け、今では写真奥から手前までびっしり、実に総延長約2kmのアジサイロードが形成されております。

 

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2000系(XT08) 〈1777 普通 平田町〉

鈴鹿線はこれまでの通学で延々とお世話になってきたので、もちろんこのアジサイの存在も知っていました。ただあまりにも当然すぎて被写体にしようと思わなかったのがいけなかったですね。まさに灯台下暗しってやつです。

見頃はとっくに過ぎていたので萎れかけているのが残念なものの、おそらく来年も拝めることなのでそれまでに取っておくことにします…って言って咲かなかったらどうしよう。

 

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平田町方面へ向けて発車する列車をホームとともに1枚。1面1線の無人駅で、ICカード用の簡易改札機はありますが自動券売機や自動改札機はなく、現金精算の場合は乗車駅証明書での対応となります。

鈴鹿線を走る車両は専ら2000系となっています。3両編成のワンマン運転対応車となると車種も限られてくるようですが、同じような境遇の湯の山線には1010系や2444系が入ります。この差は一体…

とは言え2000系そのものもバラエティ豊かなので、コンプリート目指して鈴鹿線に張り込んでみるのも価値があるかもしれません(沿線民でもそんなことやりませんけど)。

 

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2000系(XT11) 〈1776 普通 伊勢若松〉

鈴鹿市で離合した反対方面の列車も狙っときました。写真左奥のどでかい建物が鈴鹿市役所、写真右には駅名に相応しいヤナギの木が映り込んでいます。

周りは国道23号がオーバーパスしている以外は田んぼだらけで、乗降客数は例年400人未満と少な目。だからこそ静寂に包まれた空間でアジサイと電車を眺めるというのも、なかなかオツな趣味だなあと思いました。

 

前回の名古屋線もそうですが、たまには「地元路線」にフォーカスするのもいいかもしれません。いつでも行けるからいっか、と思い始めたら最後のような気がしてなりませんからね。まさにその境地でございます。

ということで鈴鹿線アジサイ撮影記でした。ありがとうございました。

~次回の更新は7/19です~

6/24 夕方の高田本山カーブ

こんばんは。

いよいよ今週の金曜日(7/16)から「WEST EXPRESS 銀河」が紀南ルートでの営業を開始しますね。個人的には「紀勢本線」は乗ったことあるのに「きのくに線」には乗ったことがない、という言葉遊び状態なので、いつかは見てみたいものです。

 

さて本題へ。梅雨の合間の貴重な晴れ予報だったので、大学帰りに高田本山カーブに直行してみました。なぜここなのかと聞かれましても、とくに理由はありません。

 

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21020系(UL22) 〈1513 特急 鳥羽〉

ついにnextも伊勢志摩入りする世界線になってしまいました。メインはもちろん名阪乙ですが、それでも余剰になるため名伊にも回しているようです。それくらいなら阪奈に入る伊勢志摩ライナーと入れ替えたほうがまだ愛称に即しているような…

地味に2編成しか存在しないレア車両ではあるものの、運用はほぼ固定なので狙えば乗ることができます。plusの21000系と乗り心地は大差ない…というかどちらも同じ「ゆりかご型シート」を採用しているのでそりゃ当然なのですが、乗り比べてみるのも面白そうです。

 

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5200系(VX07)+9000系(FW06) 〈1531 急行 宇治山田〉

2007年から2014年にかけて行われた車体更新で、5200系列の中でも種別標識灯兼尾灯が「原型」のままなのか「2灯」に交換されたのかという区分ができるようになりました。写真のVX07編成を含む、半分以上の車両が2灯式に交換されたようです。

ちなみにその車体更新のトップバッターとなったVX02編成だけ、扉付近の背もたれの形状が垂直ではなく斜めになっています。寄りかかった時にちょうどフィットするので個人的には地味に有難いものの、これ1編成だけなので当たるかどうかは運次第ですな。

 

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9000系(FW02) 〈1641 普通 津新町〉

2021年7月のダイヤ変更で、塩浜~津新町における日中の普通列車が毎時3本から毎時2本に減便されたことは記憶に新しいですが、急行が20分間隔(毎時3本)で来るので運転間隔に偏りが生じてしまいました。

伊勢若松でのバカ停(かつては団体列車や回送の通過待ち用に5分ほど停車)を消滅させるなどして、どうにか白子以南はだいたい30分間隔に揃ったようです。まあでも緩急接続を大切にする近鉄なので、それさえ守ってくれるのならば多少の不揃いは許せなくもない気がします…

 

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22000系(AL20) 〈7615 特急 賢島〉

先程の各停から雲が出てきたので切り上げたところ、夕陽がカムバックしてきたので帰り際にもう1枚。クリスタルホワイトとブライトイエロー、結構輝いてますね。

にしても汎用型のイメージをそこそこ覆してきたのがこのACEリニューアル車だと思います。後継者のAceこと22600系シリーズもそうですが、看板特急だけでない、通常利用にも根付いた近鉄特急を創り出そうとする熱意を感じることができました。やっぱ乙特急停車駅ユーザーだと汎用型にお世話になるのが多いんですよね(今やULですが)。

 

たまには地元で日常鉄も良いもんですね。最近は一般車(とくに3連あたり)を撮りたい欲が沸々と湧いているので、天気とタイミングさえ合えば沿線に繰り出したいところです。

名古屋線とはここでお別れ。もう一つ気になる地元路線へ向かいます。

次回に続きます。ありがとうございました。

~次回の更新は7/17です~

〈6/20 久々青空フリパ‐5〉武豊線に初乗車(ちょこっと名鉄)

こんばんは。

昨日(7/10)は初めて「都市高速」というものに挑戦してみました。まあ名古屋高速を走ってみたということですが、アホみたいな頻度の車線変更、アホみたいな直角カーブ、アホみたいな名古屋ナンバー車の割り込み…まあ無謀でした。走りやすいに越したことはないと十二分理解した次第でございます。

さて本題へ。ゆとりーとライン大曽根に戻ってきた後、中央線で名古屋へ。ここでやっとこさ用事を済ませました。もはやメインとサブがあべこべな気がしますが、今に始まった話じゃないので気にしないしないで。

前回はこちらから。

naroaru.hateblo.jp

 

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311系(G2) 〈5851F 区間快速 名古屋〉

用事を終えたのは17時前でした。どこかで撮り鉄するのも微妙だったので、名古屋から近い割には未乗区間だった武豊(たけとよ)線に赴くことにしました。

名古屋から新快速で2駅の大府から、知多半島の東側を沿うようにして武豊まで至る全10駅、19.3㎞の路線です。割と最近までキハ25系やキハ75系が走る非電化路線だったものの、2015年に電化されたことで名古屋都市圏としての風格がより一層強まりました。

あとは衣浦臨海鉄道の貨物列車も乗り入れることで有名ですかね。タブレット閉塞を採用しているので、途中の東浦と東成岩で通票の受け渡しが行われます。あとは「中部国際空港(セントレア)まで延伸」という夢のような話もあったり。

 

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地方交通線としては第1位の可部線に次ぐ輸送密度の高さなのでローカル線ではありませんが、並走して走る名鉄河和線のほうが便利なのか武豊駅前は少々寂しい雰囲気です。こりゃセントレア行きも厳しそう。

写真左に映るのは高橋煕駅手の胸像です。1953年9月に発生した台風13号の影響で武豊線の線路が流失し、その区間に迫り来る列車に発煙筒で異常を知らせたものの、自身は殉職。その行動が「国鉄職員の鑑」として称えられたことから、1954年に設置されたそうです。

 

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313系(G2) 〈5851F 区間快速 名古屋〉

311系(G12) 〈5848F 区間快速 武豊

沿線には田んぼがあったり住宅地が広がったりイオンモールがあったりと、バランスの取れた路線といった印象。誰がどう見ても「幹線の支線」といった感じです、ええ。

車両は名古屋地区仕様なので313系311系しか来ませんが、そもそも単線なので行き違いが発生します。こんな光景もそのうち見納めなので、混まないうちに撮っとくのが無難ですな。

現在は普通と区間快速(線内は各駅停車)のみですが、かつては快速も走っていました。これは非電化時代の名残で、名古屋へ直通する際に加減速性能が悪い気動車東海道線の電車を邪魔しないようにあえて通過駅を設定したことに由来します。

 

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名古屋→武豊→乙川(311系離合の写真)→半田とフリーパスの効力を濫用しているのはさておき、この跨線橋は1910(明治43)年から現在まで「現役で使われ続けたJRで最古の跨線橋」でした。

高架化工事に伴い2021年6月でその歴史に幕を閉じ、今後は駅前に整備される公園で保存されるそうです。そういや亀崎駅も開業当時から残る「日本最古の現役駅舎」として有名なので、武豊線は案外鉄道遺産の宝庫なのかもしれません。いやそうなんでしょう。

2018年の愛知ディスティネーションキャンペーンを始めとした臨時列車の入線も多いこの路線は、単なる通勤・通学路線と片づけてしまうにはもったいないほどの魅力が詰まっているようです。衣浦臨海鉄道と合わせて、再度訪れる必要がありそうですね。

 

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6800系(6807F)+6000系(6003F) 〈591 特急 金山〉

少し歩いて知多半田近くのカーシェアステーションへ。西を向いて走ると常滑線空港線にぶち当たるので、りんくう常滑で臨時特急を撮影。まあ酷い有様ですが「金山行きの特急なんだな」ということは分かるんでね…

セントレアの真横の愛知国際展示場で何かのイベントがあると、名古屋発中部空港行き、中部空港発金山行きの全車一般車の特急が運転されることが通例となっています。HPにしれっと掲載される程度ですが前々から気になっていたので、今回初撮影です。

 

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後ろの6003Fはワンマン運転対応車なので専ら三河線で運用されるんですが、ごく稀に本線系統を走っていたりします。メイン路線とは違う場所を走ることを「脱走」だの「脱走兵」だの呼んで盛り上がるのは、支線あるあるなんですかねえ?

これだけ撮って、駅前のイオンモール常滑で申し訳程度の夕飯を食らいつつ返却。武豊線区間快速で名古屋まで、関西線と伊勢鉄道を乗り継いで帰路に着きました。

 

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さて、久しぶりのシリーズ記事でしたがいかがでしたでしょうか。数時間だけの単発撮り鉄でも良いんですが、フリーきっぷを駆使して1日中周るほうがやっぱり楽しいですよ。あと未乗だった美濃赤坂支線と武豊線にも乗れたので満足です。

以上、久しぶりに青空フリーパスを使った撮影記をお送りしました。ありがとうございました。

〈6/20 久々青空フリパ‐4〉気動車です、ゆとりーとライン

こんばんは。

今日は七夕…というか雨ですね。ここ例年雨ばかりなような気がしたので調べたところ、2020年も2019年も夕方以降は雨でした。天の川もへったくれもありませんが、一部地域では1年越しに会えたことを喜んだ2人の涙が「催涙雨」となって降り注いでいるという考え方もあるんだとか。いやもう天気なんてどうでもいいやん…

 

さて本題へ。211系10連なりCL6連なりを撮りながら、高蔵寺に戻ってきました。JRと愛知環状鉄道が乗り入れるニュータウンの玄関口ですが、実はもう一路線(?)乗り入れていることをご存じでしょうか。

前回はこちらから。

naroaru.hateblo.jp

 

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ここからは世にも珍しい「ガイドウェイバス」で運行される「ゆとりーとライン」に乗車していきます。郊外では一般道路を、都市部ではガイドレールを装備した専用軌道を走行するという、バスと鉄道の良いところを取ったような乗り物ということですね。

運行主体は名古屋ガイドウェイバスですが、そもそも名古屋市営バスの代替路線という側面もあるため、全便において名古屋市交通局が運転業務に当たっています。かつては名鉄バスジェイアール東海バスも担当していたそうな。

路線名については、渋滞の影響を受けない専用軌道を使うことで定時性が期待でき、その「ゆとり」と「ストリート」を掛け合わせたとのこと。

 

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高蔵寺を出発し、しばらくは普通の路線バスのように平面区間を走ります。そして途中の小幡緑地(おばたりょくち)には「モードインターチェンジ」が設けられ、ここで高架区間を走るための設備準備がなされるわけです。もちろん一般車両は進入禁止なので、バス通過時以外は遮断器で閉鎖されています。

ここからがこの路線の見どころで、車両の前後輪そばに取り付けられた案内装置がレールに沿ってスライドするように走ります。原理的にはトロリーバスのような、でも全く違うという、やっぱり世にも珍しい「新交通システム」というわけですね。

 

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高架区間での乗務員によるハンドル操作は不要で、速度調節と安全確認による運転を行います。また停留所ではなく駅になるため、「コンコース」や「無人駅」、「乗り換え路線」という概念が生まれてきます。

標識・駅接近時の指差喚呼といい、乗客の有無に関わらず必ずドアを開閉する様子といい、さすがに完全なバスとは呼べなくなってしまいました。先述の通りトロリーバスに通ずる部分もあるため、乗務員は大型二種免許と無軌条電車運転免許を有しています。

 

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乗務員の仕事っぷりもなかなか見応えがありますが、外に目を向けるとまあ景色が良いことで。最高時速は60km/hなので高速道路並みの爽快感は保障できないものの、どっからどう見ても路線バスな車両が開けた視界の中を進むのは楽しいものがありました。

守山区の志段味地区は地形の制約から交通渋滞が激しく、公共交通機関を設けようにも地下鉄やリニモだと過剰、ただのバスだと不足という課題がありました。それを解決するために2001年3月に開業したのがゆとりーとラインというわけですな。

 

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各駅で徐々に乗客が増え、立ち客も出るほどに。地下鉄名城線と接続する砂田橋ナゴヤドーム前矢田で少々降ろしつつ終点の大曽根に到着しました。これはプラットホームと言うんでしょうか、何かアトラクションの搭乗口みたい…ハイテンションで「いってらっしゃ~い!!!」とか言われても違和感ねえよ…

ちなみに名古屋市営バスといえば各停留所の時刻表に「営業係数(100円稼ぐのにかかる費用)」が記載されていることが特徴的ですが、このゆとりーとライン全体では2019(令和元年)度で123とのこと。やや赤字といったところですが、即廃止レベルではない(というか市営なのでそんなことしたら末期)のでこれからも奮闘してもらいたいですな。

 

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そういや車両の紹介を忘れていました。ほとんどがGB-2110型気動車で運転されており、機器類の関係でツーステップ(車いす等はリフトで対応)というあまり優しくない仕様です。ディーゼルエンジンで走るので電車ではなく気動車扱いとなり、厳密に言えば「無軌条気動車」ということになります。

ゆとりーとラインは前々から乗ってみたいと思っていたので、偶然にも高蔵寺発着便があることに気づいたときは驚きました。今のところ日本で唯一ですし、ギリ「鉄道」と言えなくもないので、よければ乗りにいらしてみてはいかがでしょうか?

 

ということで次回に続きます。ありがとうございました。

 

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〈6/20 久々青空フリパ-3〉10連211系と高蔵寺カーブ

こんばんは。

大学にパソコンを持っていくと度々起こるのが「電源コンセント問題」。限られた場所しか設置されていないの必然的に争奪戦になるわけですが、一番厄介なのがそこにコンセントがあることを知らぬままその席を使っている人なんですよね。そのせいでどれだけの人が「ああ…」ってなったことやら、と器の小さい愚痴を流しておきます。

 

さて本題へ。美濃赤坂線に浸りつつ、名古屋まで戻ってきました。ドトールで一服していると、ちょうどいい時間にちょうど撮りたい運用があるようなので中央西線に赴くことにしました。

前回はこちらから。

naroaru.hateblo.jp

 

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とその前に唐突の飯テロを仕掛けておきましょう。JR名古屋駅と言えば在来線・新幹線ホーム上に合わせて7店舗存在するきしめん&そば屋「住よし」ですが、このワンコインきしめんはどこの店舗か分かりますかね…?

こちら、机がやたら新しめな木目調なので5・6番ホーム(東海道線下り)の店舗でございます。かつてはホーム上から直接立ち食える超オープンカウンタースタイルでしたが、2013年にリニューアルされた際に大分雰囲気が変わったようです。

個人的には関西線に最も近い10・11番ホームによくお世話になっている…というか実際どこも変わらんだろという考えなので「どこでもいい」んですが、やはり新幹線ホームだと味が違うんでしょうか?少し気になってきましたねえ~

 

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211系(K19)+211系(K106)+211系(K101) 〈5724M 快速 名古屋〉

そんな独り言はともかく、鶴舞にてお目当ての「211系オンリーの10連快速」を狙いました。311系と同じく新型車両315系の置き換え対象になっているものの、そうも感じさせない活躍ぶりなんですよね。何せトイレ付き(なお4両に限る)オールロングシートなのが使い勝手がいいんでしょう。

平日ラッシュ時ならまだしも日曜正午に10両快速をぶち込んでくる運用、しかも中津川始発ということで需要と供給のバランスが崩壊している気がしなくもない… 1時間に1本はこの東海道線顔負けの長大編成が来るので、驚きもへったくれもありませんな。

 

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211系(K19)+211系(K106)+211系(K101) 〈3135M 普通 高蔵寺

折り返しは高蔵寺ダラなので、先回りして春日井~神領の春日井踏切にて。逆光ですがなんとか収まりましたし、駅からもそこそこ近い(場所が分からず遠回りしてしまいましたが)ので、ここで増結「しなの」とか狙ってみると面白そうです。

湘南色をまとった211系はここ以外にも群馬~栃木あたりでお目に掛かることができるようですが、いずれもローカル線なので(と言ったら失礼かもしれませんが)、自分が想像している以上にはなかなか貴重な組成なようですね。

 

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211系(K4) 〈3636M 普通 名古屋〉

後続の多治見行きでさらに進んで、都心直通タイプの秘境駅・古虎渓に降り立ちました。確か過去に一度来たことがある…と思ったら、一つお隣の定光寺だったようです。まあ雰囲気は似たようなもんですけどね。

当時の記事がありました(ちゃっかり旧ブログの宣伝)

ace22600.hatenablog.com

この時も青空フリーパスを買っているようです。名古屋地区を周る分には下呂紀伊長島米原豊橋(二川)まで行けちゃうので青春18きっぷと遜色ない、いや特急券を買えば特急にも乗れるので非常に使い勝手の良いきっぷだと思っています。個人的には最寄の伊勢鉄道にも乗れるのが本当にありがたい。

 

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 383系(A3) 〈1010M 特急しなの10号 名古屋〉

3年前の自分はこの後に鶴舞で遅延に巻き込まれたようですが、そんなデジャブが起こることもなく、続いて定光寺高蔵寺は錦跨線橋のS字カーブへ。よく見る構図ですし、駅からは近いものの場所がすこぶる分かりにくいのなんの。先客が1人いらしたのでご挨拶しましたが、その方も初めて訪れたらしく入口を探し回ったそうです。

終始6両編成な「しなの」だったので何だか面白みに欠けてしまうのが残念なところでした。このご時世なのでこれが適正なんでしょうが、ちょうど1か月前くらいに松本発着の臨時便も運転を取り止めるほど打撃を受けているんでしょう。白馬発着なんて最初から設定されませんでしたし。

 

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313系(8000番台/B201)+313系(8000番台) 〈5732M 快速 名古屋〉

セントラルライナーの8000番台6連快速がご登場。配色といい車内設備といい転落ストーリーといい、他の車両とは一線を画す独自性が結構好みです。車両数の問題で朝夕の運用が中心なので、タイミングがあえばラッキーといった感じですな。

「最短4両から最長10両」「ロングシートからテーブル付きやや広クロスシート」という格差もへったくれもないのが中央西線を走る列車の特徴です。バラエティに欠けるだの無機質だので罵られるJR東海ですが、案外そうでもなかったりするのかもしれません。

 

2本で切り上げて、またまた都心方面へ戻ります。ありがとうございました。

 

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