あすなろ撮影録

大学生の備忘録的ななにかです

〈2/10 永遠なれ北陸特急-1〉新幹線乗り継ぎで、いざ北陸へ

こんばんは。

まずは今更ではございますが、元日の能登半島地震で被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。鉄道ファンとしては、やはり「のと鉄道」が気になるところ。復旧したらぜひとも乗りに行きたいところです。某アニメの聖地ですからね。

 

さて、迫る2024年3月のダイヤ改正ですが、JR西日本エリアでの話題と言えば「北陸新幹線敦賀延伸」でしょう。福井県に新幹線がやって来る一方、それまで当たり前だったあの特急が来なくなるということで、その姿を見届けることにしました。

 

近鉄電車で名古屋に到着したところから、この旅は始まります。今回は全行程で普通乗車券を使うわけですが、学生の特権「学割乗車券」を行使させて頂くために、まずは左端のサポートつき指定席券売機にお世話になります。

他社で言うところの「みどりの券売機プラス」「話せる(指定席)券売機」「ど~ぞ」に当たるもので、何度も使っていますが不便に思ったことは一度もありません。なんなら発券後に「お気をつけていってらっしゃいませ」と仰ってくれるので、下手すれば窓口よりも使い心地は良いかもしれません。

 

諸々発券を済まして新幹線ホームへ。ひとまず福井を目指すわけですが、名古屋始発のしらさぎ1号を待つよりも米原始発の51号のほうが先着するため、まずは米原まで向かいます。

ひかり535号が推奨された列車ですが、その1本前のこだま763号で先回り。好きな列車に乗れるのが自由席特急券の強みですけど、最近は全車指定席になりつつあるのが微妙なところですね…

 

N700A系(G45) 〈9294A のぞみ294号 東京〉

やっぱり727の看板を探していると、あっという間に到着。せっかくなので数枚くらいは東海道新幹線も撮っておきます。登場当初と比べるとN700S系も大分数を増やしたと思うのですが、それでも主戦力はこいつな気がします。カワセミ?知らんな。

しれっと米原乗り換えを実行していますが、新幹線を使うことで在来線特急料金が半額になる「乗継割引」も廃止されます。敦賀乗り換えの手間を掛けるくせに値上げかよ…と言いたくなりますが、e5489に慣れるためのちょうどいい機会と思いましょう。

 

在来線ホームに来まして、主に「しらさぎ」の名残を探そう…と思いましたが、別に敦賀発着に短縮されるだけなので、見れなくなるであろう駅名を記録しておきます。行先としての金沢は消えますが、方面としては残るのでしょうか?

似たような境遇として西九州新幹線が存在しますが、あちらは武雄温泉行きでも博多・長崎行きとして案内されます。ただ、北陸新幹線は金沢を越えて東京行きとなる列車もあるため、安易に金沢行きとは言えないような気がします。果たして真相は。

 

在来線特急のほうは指定席を取っておきました。相席になるほどには満席で発車しまして、ウトウトしていたら敦賀を通り越していつの間にか鯖江でした。このシンボル看板はあまりにも有名ですが、新幹線はトンネルで突っ切るので見ることはできません。

ちなみに正式名称と言いますか、鯖江市的には「鯖江メガネモニュメント」と呼ぶとのこと。2015年にはクラウドファンディングによって改修され、夜間はLEDで煌々と光るようになったそうです。

「かもめ」乗車時にも思いましたが、路線自体は残るわけなのでこの車窓は今後も楽しめます。快適な特急車両というひとときにふと現れる瞬間というのが、やっぱり心躍るものがあるんですよね。

↓博多から長崎までの「かもめ」乗車記

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予定通り福井で降りまして、接続する普通列車に乗り換えつつ、牛ノ谷(うしのや)で下車しました。福井県最北の駅ですが、幹線の特急通過駅らしいこじんまりした駅舎が特徴的です。

2024年3月からの北陸本線について、隣の大聖寺を境界駅として、石川県内はIRいしかわ鉄道に、福井県内は新会社「ハピラインふくい」に移管されます。キラキラネームには目を瞑るとしても、利便性を損ねまいとなかなか頑張ったダイヤに仕上がっているのには好感を持てますね。

 

三重県から乗り継ぐこと約3時間強、ここから鉄活動を始めることとします。

次回に続きます。ありがとうございました。

 

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