あすなろ撮影録

大学生の備忘録的ななにかです

4/5 総武快速線でグリーン車に初乗車

こんばんは。

JR各社が新幹線と特急の乗継割引を廃止するというニュースを出しましたね。「ネット販売の拡充か」という意見もありますが、果たしてJR東海は在来線特急に対して何らかの割引策は出してくれるんでしょうか。正直なところ若干諦めてますけども…

 

さて本題へ。総武線各停に乗ってたら、気付いたら津田沼でした。

前回の模様はこちらから。

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何かの理由で遅れが発生していたようで、急遽津田沼始発の総武快速線が誕生しました。せっかくですから、ここから東京まで人生初の「グリーン車自由席」に乗車してみることにします。

関西圏からすればグリーン車は当然指定席と思いがちですけど、こっちでは座れない可能性もあるんですよね。しかも車内料金やホリデー料金などの区分もあったりして、なかなか難しいなあと。着席に対する認識の違い、ですかねえ。

最近はコロナ禍の影響もあって有料着席サービスが根付いてきましたが、その先駆けとも言える存在です。あと2階建ても地味にレア。

 

モバイルSuicaをダウンロードして、ちょっとした設定をこなしてからいざグリーン券を購入。頭上の赤いランプにタッチし、緑に変わったら自席を確保したことになります。空いていれば座席を移動できるのがちょっと斬新な気がしました。

座席自体は特急列車のようなリクライニングシートなので、すこぶる快適です。コンセントやWi-Fiはさすがにねえか…と思いきやそれは過去の話。新型のE235系にはどちらも完備されています。

あと平日は通勤客、休日はレジャー客に向けた着席サービスという線引きがなされているのは魅力的かと。すっかりハマってしまったので、またお世話になるときがくるでしょう…

 

東京まで乗るつもりでしたが、車窓に気になるものを見つけたので錦糸町で下車。横須賀・総武快速線の二大巨頭がずらーっと並んでいました。なるほど、ホームの目の前が留置線になっているんですね。

高架つながりで同じ光景と言えば阪神電車・石屋川もありますが、こちらは元々は錦糸町客貨車区という地上の車両基地だったようです。他にも貨物線や快速線通過線計画など、「緩行線との分岐駅」だけでは語れない数々の逸話があるそうな。

 

御茶ノ水まで来まして、東京メトロ丸ノ内線が顔を出す聖橋(ひじりばし)へ。関東大震災の震災復興橋梁の一つで、放物線を描く美しいアーチ橋が特徴的ですが、今は映画『すずめの戸締まり』の聖地巡礼スポットと化しております。

02系とJR線が交差してくれんかなあ、と思いながら待ってみましたが、結局のところ2000系が単独で通過するばかりでした。2020年の東京五輪に向けた、東京メトロの新たな顔となるようなコンセプトで導入された新車です。

 

丸ノ内線で東京まで来ました。地味に「東京駅に乗り入れる唯一の地下鉄路線」というね。5路線が交わる大手町を使えってことか…

写真でお馴染みの丸の内口もこの時初めて見ました。1914(大正3)年からの面影を残しつつ、時には東京大空襲で無残な姿になりながらも、紆余曲折ありながらこの姿が保たれています。今も昔も日本の玄関口であることには変わりありません。

余談ですが、この赤レンガ駅舎を模した駅は全国に点在しています。東海地方ですと、秘境駅として名高い飯田線の大嵐が挙げられます。そうあの飯田線です、(立地的に)雲泥の差にも程がある…

 

2階席からは東京スカイツリーもよく見えました

さて時刻は16時頃。今の18きっぷは5回目ですから、今日中に三重県に帰らなければなりません。「普通列車だけで」「ちょっと快適に」「東京から名古屋方面へ」帰るための終電とは、一体どのような乗り継ぎなんでしょうか?

 

次回に続きます。ありがとうございました。

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