あすなろ撮影録

大学生の備忘録的ななにかです

4/5 18きっぷで終電乗り継ぎ(東京→三重/後編)

こんばんは。

半袖から長袖への移行期間といった気候ですが、まだ見極めが難しいこの頃でございます。風邪を引いてしまうので、はっきりして頂きたいんですけどねえ。

 

さて本題へ。シウマイ弁当に惑わされ、グリーン券の罠にまんまとハマりながらも、なんとか沼津まで辿り着いたところでした。

前回の模様はこちらから。

naroaru.hateblo.jp

 

【第5列車】4385M ホームライナー浜松5号 浜松 (沼津19:25発)

東海道線を進む上でキーポイントとなってくるのが、(所要時間も座席も)やっぱり長い静岡県区間。速くて快適に抜けるための常套手段と言えば「ホームライナー」でしょう。330円の乗車整理券を買えば、最長で沼津~浜松の約130kmを楽々移動できます。

前回の記事で触れた沼津行きで来ると、リクライニングシートだけで東京~名古屋をつなぐことができます。30分ちょいの待ち時間が生まれますが、某アニメの聖地巡礼でもしておけば大丈夫です、ええ。

ただ、2022年3月のダイヤ改正で平日のみの運転になってしまったのが残念なところ。ついでに「最長で浜松」の乗車にもなってしまいましたが、これについては後程。

 

これまでの「ホームライナー」は全車指定席で、乗車整理券に記載された座席を使う方式でした。しかも、前から順に詰めるように当てられたり、一度使われた座席は降車後も終点まで発売されなかったりと、ちょっと特殊な発券方法でした。

しかし、コロナ禍に見舞われた2020年4月からは分散着席の観点から全車自由席にチェンジ。車端部のコンパートメント席も誰もいなければ使うことができます。

混み合う区間もあるものの、清水や静岡のような主要駅でも降りる人と乗る人が同数くらいなので、全線を通じて座れないことはないような乗車率でした。

 

にしてもJR全般に言えることかもしれませんが、コロナ禍による着席ニーズの増加に反して「ホームライナー」は縮小傾向にあるような気がします。そりゃ「特急」にした方が収益は上がるでしょうけど、ワンコイン程度で乗れる気軽さはどこへやら。

よくよく考えてみれば、(在来線の)東海道線はほぼ新幹線が並行しています。あれこそ究極のホームライナーかもしれません。帰るときは名古屋からゆったり座って三河安城へ…そんな贅沢な使い方も選択肢にあるのかもしれません。むしろ推奨してる?

 

【第6列車】2709F 区間快速 大垣 (浜松21:19発)

ウトウトしていると終点・浜松に到着。14分の接続で豊橋を飛び越える区間快速に乗り換えられます。もちろん名古屋・岐阜方面へも先着してくれます。

接続時間が長そうに見えますが、列車自体は既に停車中(1926Mの折り返し)なので座って待てますし、ここで後ろに4両増結されるので車内はガラガラです。そして名古屋地区でお馴染み313系クロスシート車での運転です。

 

1本前の3号は、かつて浜松到着後はそのまま普通豊橋行きとして運転される乗り得列車でした。現在は一旦回送として引き上げて、先発の豊橋行き(993M/313系8両での運転)を通した後、約30分後の豊橋行き(995M)に充当されます。

その次発がこの区間快速というわけですね。浜松→豊橋の乗り継ぎは、3号ならば「30分待って373系を引き続き堪能できる」、5号なら「名古屋まで直通で連れてってくれる」という選択ができます。お好きな方をどうぞ。

 

【第7列車】1333M 普通 亀山 (名古屋23:11発)

名古屋には22:58に到着しました。ここから西を目指そうにも最遠で関ケ原で、3号から順当に乗り継いだとしても米原止まりになるので、東海道線下りで373系を活用しながら1日で京都・大阪へ向かうのは難しそうです。

逆に名古屋(とその近郊)を最終目的地をするのであれば、この乗り継ぎパターンはなかなか重宝するのではないでしょうか。翌朝は中京圏を楽しむも良し、引き続き西を目指すも良し(始発なら大阪へは8時半頃に到着)、そこら辺は18きっぱー次第です。

まあこれ平日限定なので、必然的にJR東日本区間グリーン車料金がちょっと割高になるのは致し方ない部分ですね。

 

自分は関西線沿線なので亀山行きにお乗り換え。18きっぷは日付を超えて最初に停まる駅まで有効ですから、場合によっては車掌さんに精算してもらいましょう。

無人駅だからやろうと思えば知らんぷりもできなくは…いや、ダメ、絶対

 

行きは格安夜行バス、帰りは18きっぷ乗り継ぎという、いかにも最安値を追い求めた東名間の移動でした。同じようなムーブをしているような同業者がいるという点では、なかなか面白かったです。

 

ということで遅ればせながらの「2023年春の」18きっぷ旅をお届けしました。

最後までご覧頂き、ありがとうございました。