あすなろ撮影録

大学生の備忘録的ななにかです

〈2/24 試せ北の大地-1〉ピンクの翼で5年ぶり

こんばんは。

3月は出会いと別れの季節、その言葉を聞いた鉄道ファンの中には「(JRの)ダイヤ改正」を思い起こす方も多いのではないでしょうか。かく言う自分も、前年12月のプレスリリース発表時点からソワソワしておりました…

そんな各社の資料を眺めるうちに、改正前にどうしても収めておきたい話題を発見してしまいました。考えてみればその地に最後に訪れたのは5年前…しかも高校の修学旅行ですやん。

 

というわけで12月末の某セールでチケットを確保し、春休み前でまだ人だかりが少なそうな2月末を狙って「北の大地」に行ってきました。今回からはその様子をお届けしていきます。

 

大学帰りにそのまま出発したので、帰宅ラッシュ真っ只中の近鉄名古屋駅からスタートしております。さすが金曜日の夕方、到着した電車から吐き出されるようにして乗客が流れてきます。

近鉄1番のりばと名鉄1番のりばは壁を挟んで両隣なので、ご覧のような乗り換え改札が設置されています。双方の構内から電車も丸見えですから、まさにここが「関西と東海の境界線」といった雰囲気が漂います。

かの昔(1950~1952年)は線路が繋がっており、直通運転も行われていたほどには深い関係があったような。夢物語みたいですね…

 

名鉄名古屋駅からはミュースカイで約30分、東海地方民にはお馴染みの中部国際空港(セントレア)に到着しました。「今年何度目か」とツイートしてますが、2023年では初めての利用でした。2022年度で数えるなら3回目なんかな。

ちなみにセントレアは今年で開港18周年を迎えました。自分が生まれたときにはまだ無かったという実感が湧きませんが、当時としては画期的な「遊べる空港」を目指した設計なのが面白いところです。

 

機内持ち込みの荷物が重量オーバーしてしまい追加料金(3,050円)を払う羽目になったという失態は見なかったことにして、保安検査場を抜けるとすぐ右手に見慣れない売店が。

こちらは無人決済システム型店舗「ANA FESTA GO」でして、カメラや重量で商品の種類や個数を認識し、バーコードや店員を介さずとも購入ができるウォークスルー型の店舗です。2022年6月にオープンし、羽田空港に次いで国内2か所目だそうです。

試しにミネラルウォーターを買ってみたものの、えらい上手な作りなんだなあと普通に感心。でもこれ防犯上アリなんですかね、そこも上手いことなってるんでしょう。

 

さて今回利用するのは、セールやら重量オーバーやらでお察しだとは思いますが、ピンクのLCCでお馴染みなPeachでございます。まあPeachじゃなければならない理由がありまして、それは後程。

搭乗したMM465便の飛行時間は1時間45分とやや長め、夜ご飯は何も食べていない、てか隣の人が味噌カツサンド食べ始めたし…これは我慢ならん!ということであっさり誘惑に負けて1杯。通路側だったので景色も見えず、飲酒後は爆睡してました。

 

もう何を今更と呆れられた頃でしょうけど、本旅の目的地は北の大地・北海道です。よく話題に挙がる、本州とのスケールの違いを教えてくれる地図もお出迎え。いよいよ始まるんだなあと実感させられます。

新千歳空港駅の30周年(2022年時点)を祝うボードが設置されていますが、新千歳空港そのものは言うなれば35周年です。この5年の差についても、それ相応の歴史があるので気になる方はぜひ調べてみてください。

 

ここのみどりの窓口で数日間お世話になるきっぷを手配しました。「Peachひがし北海道フリーパス」は、道東(網走・釧路・根室)方面のJR線の特急を含む普通車自由席が乗り放題になるきっぷです。25歳以下であればさらにお安く購入することができます。

これはPeach搭乗者限定のきっぷ(当日の搭乗券の提示が必要)ですが、これのAIRDO版とANA版も存在します。また、道北(稚内)方面バージョンもあるので、それらの航空機で渡道した場合に使わない手はありません。

2023年度から名称をそのままに、購入条件・内容が大きく変わりました。詳しくはJR北海道のホームページをご確認ください(2023/4/14追記)

 

…まあ本当は全線乗り放題になる「HOKKAIDO LOVE!6日間周遊パス」を使おうと思っていたんですが、案の定2月中旬くらいに売り切れたという魂胆です。言うて680円の差ですから、JR北海道の収入に貢献しておきましょう。

 

この時点で時刻は21時頃ですが、さっそく鉄活動を開始します。

次回に続きます。ありがとうございました。

 

naroaru.hateblo.jp