あすなろ撮影録

大学生の備忘録的ななにかです

〈変わる九州旅-0〉遠いターミナル、近い市街地

こんばんは。

今回から新シリーズと題しまして、夏休み期間中に九州へと旅立った様子をお届けします。枚数多め&この更新の遅さなので、いつ完結するかは全く分かりませんが、気長にお付き合い頂ければ幸いです。

ちなみにですが、九州へは昨年秋にも訪れていまして、1年経たずして再び足を踏み入れることとなりました。

 

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旅のスタートは深夜の近鉄名古屋駅鈴鹿からの最終はこの23:42着の急行…ではなく23:52着の特急…でもなく0:11着の普通電車だったりします。郊外発都心行きも案外遅くまで走ってるもんなんですね。

今回は中部国際空港(セントレア)から飛行機で九州入りする予定ですが、鈴鹿からの始発だと間に合わない(JR関西線を使えば間に合わないことはないものの、とある事情で却下)とので、名古屋に前泊することにしました。これだと名鉄名古屋6:00発のミュースカイに乗ればたった30分で向かうことができます。

 

で、滞在時間は6時間切りなのでホテルなんか泊まってられない…ということで快活CLUBの鍵付完全個室を使ってみました。横になれるって地味に有難い話ですし、仮眠程度ならこんなもんで十分だと思いました。防音もある程度は保障されていますし。

利用したのは名古屋錦店。地下鉄栄駅1番出口すぐという好立地…というのはいいんですが、快活って名駅周辺には1つもないんですね。駅前に乱立しているというド偏見なイメージがあっただけに、ちょっと意外でした。

 

快活そのものは何回か使ったことがあったんですが、鍵付個室は初めてでした。そしてもうひとつ気になっていたのが、このお食事メニューというやつ。いやまあ単純に美味しそうですやん。

鍵付個室の場合、注文もしくはドリンクバーの飲食物を自室に持ち込むことはできないので、共用スペースで飲み食いすることになります。ただ店外から自分で持ち込んだ飲食物なら自室でもOKという、ちょっとややこしいルールがあったりします。

 

シャワーを浴び、気になるマンガを物色し、うとうとしていたら東山線の始発の時間になりました。栄駅の名古屋方面高畑行きの始発は5:38発と、地下鉄都市圏にしては異様に遅いんですよね。利用実態がこんなもんということでしょうか。

そして先述の通り、名鉄名古屋駅からミュースカイに乗車。8両ですしこんな早朝なのでガラガラだろうと思っていたところ、金山と神宮前でどっと乗車があり、少なくとも1号車は窓側が全て埋まるくらいにはなりました。これまた意外。

ちなみに名駅からセントレアへは5:23発の急行と5:36発の快速急行が先着しますが、東山線始発では間に合いません。その影響もあるんですかね。

 

あっという間に終点・中部国際空港駅に到着。鉄道・バス・高速船・駐車場などの交通機関が集結するアクセスプラザから出発&到着ロビーへは動く歩道によって一直線で結ばれているので、数ある国際空港の中でもなかなか親切なほうだと思います。

…ですが、それはあくまでも第1ターミナルの話であって、第2ターミナルですと話は違ってきます。今回はJetstarなので、意気揚々と第1の出発ロビーにやってきた中の人は、このモニターを見て門前払いを食らって焦りに焦りまくったわけです。

第2発着の国内線航空会社は今のところJetstarだけ(国際線は他3社)。同じLCCでもpeachは第1発着であることを考えると、確かに初見さんは迷いそうです。

 

そんな第2ターミナルですが、とにかく遠いというのが何とも言えない部分。アクセスプラザから屋外の連絡通路を約10分歩き、保安検査場を抜けてからさらに500mほど歩き、追加で搭乗のための階段とタラップを通る羽目になります。関東圏の方は成田の第3みたいなもんだとお考え下さい。

旅客施設使用料(空港使用料)を安くするためのLCCの常套手段といったところでしょうが、旅行前もしくは後にここまで歩かされるとは… 個人的には「安いんならOK」というスタンスなので全然構わないですし、第2は綺麗&広いので結構好きですが。

 

朝のウォーキングを済ませ、ここからは名古屋(中部)7:35発のJetstarGK581便に搭乗し、福岡を目指します。先述の通り鈴鹿からだと近鉄の始発では間に合わず、JR関西線で来たとしてもセントレア6:51着という際どい時間なので前泊したわけですな。

Jetstarというと、何となくオーストラリアのイメージがあります。確かに本社はメルボルンに置いているようですが、日本の拠点は成田とのこと。その割には四国や九州発着の路線が多いという、西日本みを感じるLCCです。

 

上の写真が離陸後の様子、下の写真が着陸前の様子の様子です。中部空港が海上の人工島として浮かんでいるのに対し、福岡空港は旧日本軍の飛行場を転用した経緯を持つために市街地のど真ん中に位置しているというのが特徴です。

成り行きとしては大阪(伊丹)空港も同じようなものですが、今は後発の関西空港と棲み分けがなされています。こちらは博多中心部から至近という超圧倒的利便性を売りにしているため、狭い滑走路をなんとかやりくりしている状況だそうです。

 

確かにここまで「近い」空港は世界的に見ても稀ですし、荷物がかさばる航空機ユーザーにとっては有難い話ではあります。というかこの辺の飛行機の高度って大分低いと思うんですけど、周辺の博多区民はもはや慣れっこなんでしょうか?

名古屋から来たのに名古屋の金シャチを眺めつつ、地下鉄でひとまずJR博多駅方面へと向かいます。

 

次回から本格的に九州旅が始まります。ありがとうございました。

 

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