4/9 信じるか信じないかは、遠鉄次第
こんばんは。
今日は母の日ですが、無言の圧力に屈しつつある中の人です。いやまあ何かプレゼントしろよというのは当然のご意見なんですが、それが最大の問題点なんですよね。無難にギフトカード買っときましょう。
さて本題へ。城北線、愛環、衣浦臨海鉄道、名鉄と続く東海放浪旅ですが、ついに3日目に突入。しかも静岡県は浜松まで来てしまいました。さてどこ行こうか…
前回はこちらから。
そういえばと思い出したのが、ここ新浜松から西鹿島までを結ぶ遠州鉄道(遠鉄)でございます。全駅が政令指定都市の浜松市内ということもあって、車掌乗務で12分間隔という高頻度運転がなされている、愛称「赤電」の私鉄です。
で、ホームへと続く階段は謎の人型決戦兵器によって占拠されているわけですが、「シン・エヴァンゲリオン劇場版」とのコラボキャンペーンだそうな。記念乗車券やグッズの発売、ラッピングの装飾やスタンプラリーなどが行われています。
メタいことを言いますと、映画に登場する舞台のモデルになったのは天竜浜名湖鉄道(天浜線)の天竜二俣駅であって、遠鉄は直接は関係ないようです。「シン」繋がりで駅名表記がカタカナになったくらい…?
それはともかく、遠鉄と天浜線の東ルートが乗り放題のフリーきっぷを買いまして、やたら新しそうな2000形に乗車。この2008編成は、2021年に製造されフルカラーLED方向幕も有する、正真正銘の最も新しい車両とのことでした。
見晴らしの良い高架区間を進むこと9駅目、さぎの宮に到着。このまま進んでいくのも面白くないので途中下車しました。付近をぶらぶら歩いて12分後に駅に戻ると、やって来たのはいつもの赤い電車ではなく危険を示す黄色い電車…これはもしや…
とまあクソみたいな茶番はともかく、この駅は2004年にネット掲示板「2ちゃんねる(今の5ちゃんねる)」に書かれた「きさらぎ駅」のモデルとなった場所でもあります。
ただの都市伝説の割にはそこそこ知られているのは、やっぱりリアリティがあるからでしょうか。6月にはなんとタイミングよく映画も公開されるようで、知らぬ間に早すぎる聖地巡礼となってしまいました。
2000形(2004F) 〈32 普通 新浜松〉
まあ実際のさぎの宮駅はと言いますと、駐輪場とマツモトキヨシがある以外は住宅街と畑の半々といった感じでした。夜は人通りは少なそうですけど、秘境駅とは到底言えない雰囲気です。
で、駅近のストレートで何本か。これが例のエヴァラピのようですが、赤色に赤+ピンクなのでそこまで違和感はありませんし、同類にもっと奇抜な空港特急がいたことを知っているので似合っていると思います。
時間の都合でそそくさと撤退。たったの数枚で終わらせてしまいましたが、18きっぷシーズにでも気分転換でまた撮ってみたいと思える遠鉄でした。
ところで今度は緑色の電車が来ましたが、無性に赤が見たくなってきましたね…えへへ…皆さん「緑の部屋」って知ってます???
巷の都市伝説で涼しくなることを期待しつつ、西鹿島行きに乗り込みます。
次回に続きます。ありがとうございました。