あすなろ撮影録

大学生の備忘録的ななにかです

ツー駅で2並び入場券を買ってみた

こんばんは。

先日の2022年2月22日は、「2」が6つも含まれるという貴重な日付でした。これは鎌倉時代の1222年以来800年ぶりということで、スーパー猫の日だったり、東京の22時22分の気温は2.2℃だったりと、各所でそこそこの盛り上がりを見せました。

鉄道界隈でも、乗車日や使用日が印字されることに因み様々な記念きっぷが発売され、とくに22時22分の瞬間を狙って券売機に出向く人も結構いたそうな。

 

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自分もその流行に乗ろうということで、毎度お世話になっている近鉄できっぷを買うことにしました。正確には通常の硬券入場券を購入し、その特典としての記念台紙を貰いに行った感じです。

大手私鉄では窓口で硬券入場券を発売していることが多く、近鉄でも大抵の有人駅で買うことができます。全駅制覇を目指す収集鉄のための「硬券入場券ホルダー」や、観光客向けにデフォルメされた「ご当地入場券」など、関連商品も充実しています。

 

で、わざわざ津駅で買ったのは「2(ツー)」と読めるからというただのダジャレが言いたかったから。ちなみに令和2(2020)年のときにも記念入場券が発売されているので、これは公式があからさまに狙っている模様。

ちなみに三重県内で「津」を含む近鉄の駅は津、津新町、豊津上野、船津の4駅。近鉄以外ですと平津や比津があり、かつて港や船着き場があったことがよく分かりますね。船津に至っては近鉄志摩線とJR紀勢本線の2か所に存在しており、「船津と船津を間違えた」シリーズを県内で完結させることができます。

 

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これだけじゃあ面白くないので、もう一つネタきっぷを。津駅にはJR管轄の東口と近鉄管轄の西口があり、そのうち西口ではJRの乗車券を券売機で買うことはできず、窓口でのみの発売となっています。

そこで発券されるのが厚紙タイプの硬券ではなく、常備タイプの軟券なんですね。地方の業務委託駅でちまちま見かけることが多いものの、腐ってもここは県庁所在地。しかも近鉄仕様の自動改札機があるのに発売しているのだから意外っちゃ意外です。

補足ですが伊勢鉄道のきっぷを買うと硬券で出てきます。逆に「伊勢鉄道の軟券」を買いたい場合には、鈴鹿駅に行けば補充券(いわゆる手書きのきっぷ)が出てきます。特急券どころか名古屋連絡の新幹線特急券も出てきます。

 

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いつしかの大阪電車特定区間のきっぷ

意外なのが、JR東海全有人駅のうち「常備軟券」を発売しているのは津・伊勢市・恵那のたった3駅だけ。伊勢市近鉄と改札を共有しており、恵那では明知鉄道から中央線への乗換客のために発売しているようです。

さすがに他地域のJRまで見渡してみるとレア度は下がるかもしれませんが、JRの社紋が入った赤っぽいきっぷは、普段見慣れないだけあって新鮮に感じました。

ちなみにJRで220円区間のきっぷを買おうとすると、東京や大阪の電車特定区間や四国の幹線駅まで赴く必要があるようです。

 

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最近はきっぷ本来の用途というよりは、コレクションやら記念やらといった目的で買う人も多いのではないでしょうか。IC乗車券やチケットレス化が普及した今だからこそ、逆に注目されているんでしょう。

個人的にはそういう類は大歓迎なんですが、まあせっかく鉄道会社が発売しているんだから鉄道を使って自らの足で買いに訪れたいという思いはありますね。今後も何か面白いものがあれば買っていこうと考えています。

 

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白子を発つサニーカ―

さて最後に全くの番外編ですが、今日2月26日は「はてなブログでの」ブログ開設2周年ということでした。使いやすくて慣れてきた反面、未だ使いこなせていない機能がわんさかあるというのが現状でしょうか。

まあYahoo!ブログ時代からの通算年を重点に置いているのでこれくらいに留めておきますが、今後とも当ブログをよろしくお願いします。

 

以上、2022年2月22日にツー駅で記念きっぷを2枚買ったお話でした。ありがとうございました。