こんばんは。一応時系列的には続きです。
八事最終の3000形から一夜明けたこの日は月曜日。鶴舞線関連…というよりは直通先の名鉄犬山線に関する話題なのですが、平日朝に限り「鶴舞線内は各停、上小田井から先の犬山線内は急行として運転」という化け列車が計5本運転されます。
全ての列車が名市交車による運用なので、運用さえ読めば「3000形の急行」が撮れちゃうんですよね。これこそがわざわざ名古屋に泊まった理由でして、さっそく犬山線沿線に向かおう…
とした矢先のこの有様です。冬型の気圧配置が続いた影響で日本海側はおろか太平洋側でも積雪があり、ここ名古屋を含む東海地方も御多分に漏れず雪が降りました。
写真は7時前の丸の内の様子で、ちょうど降り始めといったところ。雪がしんしん降る中で沿線に繰り出すことも考えましたが、そこまでの防寒対策をしていなかったのと、3000形急行よりもぜひ納めたい「雪カット」があったので急遽予定を変更することに。
というか本音を言えば、前日の宿到着が1時前だったのが災いして普通に寝坊をしれかし、今から犬山線に出たところで鶴舞線急行を数本逃すのは確定だったんですよねえ…
311系(G3)＋311系(G6) 〈901F 普通 岐阜〉
桜通線で2駅、東海地方はおろか日本三大都市圏の一角を担う中心駅、JR名古屋にやって来ました。各方面から様々な列車が集うので、ここでいくつかの雪カットを狙うことにします。
さっそくお目当てその1である311系の重連が停車中。関ヶ原にでも行かないとこんな光景は見られませんが、そもそも朝夕の限られた運用でしか岐阜や大垣を越えてくれないのでこの際狙っておこうという魂胆です。
311系といえば、後継の313系が来るまでは快速系統の顔といった立ち位置でした。今後は315系の投入に合わせて置き換えられていく予定で、その時が刻々と近づいているという状態ですね。
313系(5300番台/Z5)＋313系(5000番台/Y116) 〈2101F 特別快速 大垣〉
今の在来線の顔、313系もしっかり記録しておきます。一昔前は「同じ顔ばっかだなあ」とか思っていた(正直今も思ってはいます)ものの、ちゃんと編成撮りすると前面から一直線に続くオレンジの帯が良い味出してんなあと感心してしまうほどです。
ちなみに同じ顔ながら番台区分がややこしいことになっていまして、登場時期や仕様によって5次車まで存在します。一番分かりやすいのは行先表示器が幕式かLED式かでしょうけど、気になる方はぜひ調べてみてください。案外沼ります。
ここで「豊橋方面から来た列車撮ってもそんなに着雪してねえじゃん」というよくよく考えたら当たり前なことに気づいたので、ひとまず停車中の列車を狙うことに。ここからさらに雪は強くなりました。
確かに日中は普通運用が中心ですが、武豊線へ直通する区間快速や東海道線の快速・新快速・特別快速の運用も毎日しっかり受け持っています。貫通扉上の種別幕がカラフルなので、見る分にも撮る分にも乗る分にもとても楽しい車両なんです。
JR東海の公式ホームページにおいて、「鉄道のご利用について」の背景写真にも311系(とN700系)が使われていることからも、その貫禄さ(?)がありますね。
211系(K8)＋211系(K15)＋313系(1300番台/B516) 〈103M 普通 高蔵寺〉
お目当てその2、中央西線の10両編成です。2022年3月のダイヤ改正で中央西線の全列車が8両編成に統一されることで、現在走っている4・6・10両編成は見納めとなります。
4・6両は今後も東海道線や関西線で見れるとはいえ、10両なんぞいう長大編成はここだけ。しかも311系と同じく余命宣告が出された211系も絡んでいるので、これは撮らないわけにはいきませんでしたねえ…
8両統一化は乗車目標の煩雑さやダイヤ乱れ時の車両のやりくりなどが解消され、乗客・JR東海ともにメリットがあるのが魅力的ですね。というか日中に堂々と4両と10両が共存していたのがそもそも凄えんだよなあ…
1000形(01編成) 〈普通 金城ふ頭〉
振り返るとあおなみ線が停車中。エヴァコラボが記憶に新しいですが、実は経営破綻してたり、新型コロナウイルスの影響で社員が足りず間引き運転したりと苦難ばかりだったりします。いやそんな暗い話より、青と雪も案外似合っているのなんの。
この時点で7時30分、一応通勤・通学時間帯ですがダイヤ乱れのせいなのかそもそも年末年始だからかそんなに混雑はしていません。もうちょい雪鉄を楽しみます。
次回に続きます。ありがとうございました。
