あすなろ撮影録

大学生の備忘録的ななにかです

9/23 京王井の頭線のナナフシギ

こんばんは。

秋の3連休、皆様はいかがお過ごしでしょうか。どこもかしこも人ばかりで出掛ける気すら起きなかった…のは中の人。「あ~あ伊勢道また渋滞してやんの」と傍観するのはもはやある種の風物詩でした。

 

さて本題へ。新幹線で東京にやって来まして、新宿から京王線に乗り込みました。そのまま進む…かと思いきや明大前で途中下車。ここから出るもう一つの路線「井の頭線」に乗り換えました。え、なんでそんな路線へ…?

前回の模様はこちらから。

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1000系(1710F) 〈各停 吉祥寺〉

京王井の頭線は、渋谷から吉祥寺までを結ぶ、12.7km・全17駅の比較的短めな路線です。圧倒的な駅間距離の短さ、ちゃんと通過と緩急接続してくれる急行の運転、京王線とは異なる狭軌など、まさに都会の中を縫うように走っている印象です。

まあこれといった理由は無いんですが、せっかくフリーきっぷを持っているので来てみた次第です。高井戸~富士見ヶ丘の踏切から、片っ端に狙っていきます。ちなみに若干ダイヤが乱れていましたので、列番は省略させて頂きます。

 

1000系(1027F) 〈各停 渋谷〉

さっそく謎のHMを付けた編成が通過。1933年に渋谷~井の頭公園が開通してから今年で90周年だそうで、夏頃に様々なイベントがあったようです。このHMも、当初はレインボー色の1729Fに付けられていましたが、現在はこの1027Fが担っています。

過去の記事でも触れましたが、京王って関西で言うところの京阪と似た境遇にある気がします。こういったHMを頻繁に登場させたり、ラッピングトレインを仕立てたりと、遊び心があるなあとつくづく感心させられます。気のせいですかね?

 

1000系(1712F) 〈急行 吉祥寺〉

反対側からはまた別のHMが。こちらは列車とホームの隙間への転落防止を呼び掛けるヤモリ(?)の「スキマモリ」です。薄々勘付いてましたがご出身は大阪(JR西日本)で、それに京王と東急が参画した形ですね。

「こども隙間転落防止プロジェクト」と題したこの取り組みは、それほど発生件数と危険度が大きいことを示しています。「こわいけどおもしろい」で子どもに直接訴え続けた結果、キャラクター性も相まって知名度はそこそこなようです。

ついにはグッズ化まで実現させたそうで。よい子のみんなは足元(とお小遣い)にご注意だぞっ!

www.omcd.ac.jp

 

1000系(1714F) 〈急行 渋谷〉

現在の井の頭線は1000系オンリーですが、例えばこの1714Fと先程の1027Fを見比べると、前面だけでも差異が見られます。登場時期によって内外ともにアップデートがなされており、ある種の間違い探し状態なのが面白いところです。

逆に車体カラーについては先代3000系に倣ってか7色が展開中。さらには特別ラッピング車両としてレインボー編成も登場しており、「全部同じ電車とは言わせない」と主張するかのように個性全振りで走っています。

初期車は1995年に誕生しているので、わりと平成初期の部類に入ります。流行りだったであろう流線形の車体は、やっぱり現代チックな雰囲気を感じます。

 

結局ここに1時間ほど滞在しましたが、綺麗に被られたのはたったの2~3回。列車密度の割にはそんなに支障は無かったのが不思議でした。

車両そのものがカラフルなので、撮る分にはなかなか楽しい路線でした。沿線のアジサイとかも結構有名らしいので、またふらっと訪れてみたいですね。

 

次回に続きます。ありがとうございました。

 

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