あすなろ撮影録

大学生の備忘録的ななにかです

〈8/16 お盆のハチゴー-2〉背後に広がる熊野灘

こんばんは。

最近やっとこさインターンシップに行ってきたわけですが、ちょっと涼しかったのでスーツでも何とか過ごせました。これ真夏だったらどうなってたんでしょうか、さすがに考慮されますよね…?

 

さて本題へ。キハ85系南紀」を追っかけながら紀伊半島1周旅、まずは和歌山県側で撮影していました。前回の模様はこちらからどうぞ。

 

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相変わらず国道42号を北上しているわけですが、紀宝町御浜町付近では紀勢本線よりも海側を通るため、運転中でも時折オーシャンビューを臨むことができます。写真は道の駅「パーク七里御浜」にて休憩中の様子。まさに大海原が広がっていますね。

ちなみに歩道橋と防風林で隠れちゃってる七里御浜には、毎年5月から8月にかけてアカウミガメが産卵のために上陸するスポットが存在します。ここから4km手前の道の駅「紀宝町ウミガメ公園」が保護拠点となっており、飼育風景を見学することもできます。

 

さらに進んで熊野市街に突入し、こちらも南紀観光スポットで有名な鬼ヶ城に寄り道。過去に一度訪れたことはあるんですが、土砂崩れで駐車場までの道路が通行止になっていたので、そのリベンジを果たすことができました。

隆起と風化と浸食、まさに自然が生み出した芸術作品といった場所です。その刺々しい見た目と荒々しい様子からその名が付いた…のも一説ですが、実は鬼の隠れ家だったりここら一帯をたむろっていた海賊の多娥丸の異名に由来したりもします。

 

熊野大泊ICから熊野尾鷲道路に入らずに国道311号をくねくね進んでいくと、途中に「徐福茶屋」と掲げられた小さな休憩所が現れます。秦の始皇帝の命を受け、不死不老の薬を求めてこの地に降り立った徐福という人物から採られているようで。

さっきから観光の話しかしていないので鉄道の話に戻しますと、紀勢本線の新鹿~波田須にあたるこの区間は有名な撮影ポイントとなっていまして、検索すると数多くの俯瞰写真がヒットします。車・鉄道・バスのどのアクセスも良く、一度はぜひ訪れてほしい場所でございます。

※車:数台分の駐車場あり 鉄道:波田須駅から坂を上ること約10分 バス:1日3往復ながらコミュニティバスあり

 

キハ85系 〈3006D 特急南紀6号 名古屋〉

肝心のキハ85系はと言いますと、こんな感じで熊野灘を背に駆け抜ける様子を臨むことができます。車内からはギリ見える感じなんですかね、紀勢線って山がちな区間が多いのである意味貴重な瞬間だと思います。

この日の編成はこちら。「〈」が非貫通型、「/」が連結部、「[」が貫通型のつもりです。

←名古屋〈キハ85-1/キハ84-4/キハ84-5/キハ85-1104]キハ85-1〉

この構図からはさっぱりですが、1両増結というのがミソ。普通車という括りで区別の必要もなくなったことから、「ひだ」用のキハ84形0番台も組み込まれていますね。

 

キハ85系 〈3003D 特急南紀3号 紀伊勝浦

キハ85-10/キハ84-202/キハ84-203/キハ85-1109]キハ85-3〉紀伊勝浦

新鹿で行き違いをするようで、6号の数分後に3号が通過します。やはりこちらも1両増結だったので、その様子が分かるような構図にしてみました。今気づいたんですが、先頭部に草がかかっちゃってました。くうう気になるうぅぅ…

最近の増結はキハ85形0番台を持ってくるのがデフォなようで、やはり「ひだ」運用から溢れ出た分をこちらに回している感じなんでしょうか。貫通型と比べるとやっぱろ使いにくそう…というのは想像に難くありません。

 

こんな感じにしときまして、次のポイントへ移動します。

短いながらも、次回(最終回)に続きます。ありがとうございました。

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