こんばんは。
今年も残すところあと僅か。本来なら年内のネタは年内に消化したいところなんですが、多忙6：怠惰4のせいでお蔵入りになりかけている状態でございます。しかもほとんどが近鉄関連、これは沿線民として謎のプライドが許しません…
そこで、ここ最近の近鉄の話題をダイジェスト形式で紹介していくスタイルを採用させて頂きます。メジャーマイナー問わず、気になって撮った写真を載っけていますので、さらさらっとご覧頂けれと思います。
【10月19日(火)】最古豪がタッグを組んで
1810系(H27)＋1810系(H28) 〈3725 準急 四日市〉
近鉄名古屋線において、1000系と並ぶ最古参として知られる1810系。残存しているのが2編成のみという希少さから普段は急行の増結運用がほとんどですが、この日は重連を組んで四日市と名古屋を1往復するというイベントが発生しました。
この組成は2017年の貸切列車として走った以来、実に4年ぶりだそうで。そもそも名古屋線での一般車両4両の運用が限られているので、講義前に珍しいものが見れたなあと喜びましたね。
ちなみに同じ日には、これまた2編成しかいない2050系の重連急行も走っていたので、こちらも沿線民ファンの垂涎の的となっていました。
【10月23日(土)】スナックカー、最後の名阪
12200系(NS51)＋12200系(NS34) 〈0757 特急(貸切) 大阪上本町〉
80000系「ひのとり」に置き換えられるようにして2021年2月に定期運用を終了した、「スナックカー」こと12200系。引退後は新型コロナウイルスの影響で延期を重ねながらも様々な臨時列車、団体列車としてそのお別れを惜しみました。
この日は「きんてつ鉄道まつり」の一環として名阪間をノンストップで走り抜けるツアーが開催されました。副標はさながら、まさかの行先幕までもが幻の赤文字。お天気にも恵まれ、カッコいい以外の何物でもありませんでした…
11月20日に最後のラストランツアー(この表現もなんだか不思議なんですが)が行われ、とりあえずはその歴史に幕を下ろしました。まあ生まれ変わった奴もいるんですけど、それはまた別のお話。
【12月4日(土)】転勤組バルブ
1400系(FC07)＋1430系(VW33) 〈2235 急行 伊勢中川〉
特段珍しいネタではなく、単なる撮影レポといったところでしょうか。この1400系FC07編成は、かつては明星所属車として大阪線系統を走っていましたが、2018年3月に富吉に転属。現在は名古屋線系統を主として活躍しています。
こうしたお引越しは少なくはなく、2020年3月には2800系AX17編成も明星から富吉へやって来ました。中古車両の寄せ集め路線と揶揄されるだけあって、第二の人生(?)を歩むような車両が今日も元気に走っています。皆さんもぜひお越しを(唐突な宣伝)。
【12月8日(水)】伝説のUB3重連
21000系(UB01)＋21000系(UB02)＋21000系(UB03) 〈回送 五位堂→富吉〉
11月23日、難波行き特急(21000系)の扉を開けたまま走行していたという重大インシデントが発生。その影響による緊急点検ということで、増結ユニットを3編成つなげた状態で入出場するというとんでもない回送方法が行われました。
中間車ながら入換用の運転台がついていまして、貸切などで単体ごとの運転実績はちょくちょくあったんですが、ブツ6状態は史上初なのではないでしょうか。あまり喜ばしい運転ではないものの、真夜中ながら沿線は大いに沸きました。
【12月17日(金)】Ace3重連が快走
22600系(AT58)＋22600系(AT60)＋22600系(AT61) 〈7915 特急 賢島〉
こちらも3重連の話題。この数日、突発的ながら22600系のブツ6が名伊を数往復していました。先述の緊急点検によりイレギュラーな車両運用が所々で生じた故の副産物、といった感じでしょうか。
そのイレギュラーの代表例というのが、名阪乙特急に汎用型車両が充当されるというもの。甲はひのとり、乙はULと決まっていたところに再び汎用車が中川短絡線を通り、過去の風景が復活する形となりました。
この日は強風の影響で、全体的に遅延が発生。この特急も5分ほど遅れて到着しました。三重県民の感覚に「近鉄が停まった(遅れた)らヤバい」というものがあるので、相当だったんでしょうね。え、JR？ありゃあてになら(ry
思ったより長くなってしまったので、続きは後編に回します。
ありがとうございました。
