あすなろ撮影録

大学生の備忘録的ななにかです

〈11/20 関西遠征-2〉朝ラッシュの南大阪線下り

こんばんは。

初代iPhoneSEから2代目に替えたんですが、何より驚いたのがサイズ感。あまり気にせず買ったんですけどiPhone8と全く同じだったんですね。 似ているを飛び越えたとは、そりゃあスマホケースも流用されるわけだ。

 

さて本題へ。関西遠征の今川撮影記、下り編です。 前回の上り編(+プロローグ的なもの)はこちらからどうぞ。

naroaru.hateblo.jp

 

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6620系(MT27)+6200系(U03) 〈6751 急行 富田林〉

おおさっそくレア行先がご登場、平日1日1本限定の富田林行き急行です。あべの橋を出ると南大阪線古市までノンストップ、そこから長野線貴志に停まって終点へと至る列車です。1分後には河内長野行き準急が発車しているという、増発の意味合いが色濃く表れているのも特徴です。

どうやらこの急行の設定目的は古市でも富田林でもなく貴志にあるらしく、当駅周辺には大学や高校が密集しているためにその学生の通学輸送を担っているようです。富田林駅より利用者数が多いとはこういうことなんですね。

余談ですが「長野線を走る急行」と拡大解釈すれば、夕方に朝の何倍もの本数が運転されています。河内長野発着もあるので、究極の1日1本急行が見たければ鈴鹿線の平田町行きをおすすめします(唐突な地元アピール)。

 

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6020系(C65)+6422系(MI30)+6432系(MI32) 〈715 準急 河内長野

前述した「急行のすぐ後ろを走る準急」です。ホーム有効長が富田林を境に8両から5両に制限されるため、長野線に直通する列車は古市で切り離し作業(その逆も然り)が行われることが多いです。これこそが近鉄お家芸ですな。

6020系は名古屋線の1810系、大阪線の2410系と通ずる部分があるだけに、どことなく親近感が湧いてきます。まあ標準軌のほうは2両編成ですが、三菱電機の誇る通風装置「ラインデリア」を搭載している点では同じようなもんかなあ、と。

 

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6020系(C43)+6400系(MI01)+6413系(MI16) 〈3753 準急 富田林〉

まさかの急行、準急からのもう1回準急が来るとは… しかも全て長野線直通というのだから運行形態が複雑そうのなんの。古市~橿原神宮前の普通電車が設定されているそうですが、日中に比べて朝夜の本数が増えるのはこの理由からなんですね。

今更ながら写真右側に何かが設置されたようで、少々鬱陶しいのは否めません。気になる人は気になりますし、そうでもない人はそうでもないような感じです。

 

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6620系(MT21)+6407系(MI10)+6400系(MI03) 〈3725 急行 吉野〉

前回「1420系の狭軌バージョン」みたいなお話をしましたがそれは機器類のお話であって、外形は京都市営地下鉄直通対応車の3200系と同様の大型車体なんだとか。それでも裾を絞ることでスマートさを感じるのはさすがといったところです。

この列車、ファミリーで組成されていると言えばそうなんですけど各所で仕様で異なるが故に系式が違うという沼。真ん中の6407系は車輪幅の違いで独立したなんて、誰が信じてくれるんでしょうか全く。

 

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6620系(MT22)+6200系(U17) 〈回送〉

線路容量パンパンながらも、なんやかんやで回送がやってきました。それよりも注目は「あすか万葉」トレインであること。明日香村・飛鳥のPRの一環で2019年7月30日から運行を開始しました。デザインを担当した里中満智子さんは漫画家であり教授(研究者)であるのが何とも凄い。

現在の元号「令和」は万葉集第5巻「梅花の歌」を出典に持つことで知られていますが、その万葉集のゆかりの地が飛鳥…なんですかね?編纂者の1人として名高い大伴家持(おおとものやかもち)は飛鳥より高岡(富山県)のほうが関わりが強そうですけど… まあ奈良時代に成立された以上は少なからずは関係しているんでしょう。

 

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6020系(C25)+6413系(MI14)+6200系(U07) 〈811 準急 河内長野

ひそかに期待していた「長野」幕がやって来ました。1954年の周辺自治体合併による市制施行で誕生した河内長野市ですが、その前の長野町に由来するためにいかにも信州に行きそうな装いになっています。

 下りはこんなもんですかね。暇つぶしに撮影していた程度でしたが富田林急行だの長野準急だの魅力的なものも撮れたので良かったです。個人的には車両より幕に魅力を感じるんです、ええ。

 

これにて近鉄南大阪線・今川での撮影は終了。後続の藤井寺行きに乗り込んで次なる場所へと向かいます。

次回に続きます。ありがとうございました。