あすなろ撮影録

大学生の備忘録的ななにかです

6/12 湖西&湖南を狙う Part1

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こんばんは。

急に夏らしい陽気になってきましたが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。そろそろ夏遠征の計画を…昨年はぶっ潰れたから今年は散財…いや待て単位を懸けた試験あるやんけ…いやお盆に集中講義あるやんけ…と、もう既に詰みかけている今日この頃です。

 

さて今回は超珍しく最近のお話です。ついに我慢の限界と言いますか、耐えるに堪えられない状態に達してしまったので、「感染症対策をより一層強化」した上で「緊急事態宣言が出ていない隣県」に限定してドライブを敢行。

国道1号を延々と西進し、鈴鹿峠を超えて滋賀県へ。途中で申し訳程度に観光しつつ、湖西道路を飛ばして(途中、道路工事による対面通行のせいでえげつない渋滞に巻き込まれましたが)、とあるお役立ち台にて撮り鉄してみます。

 

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683系(4000番台/T44) 〈4025M 特急サンダーバード25号 金沢〉

こちらは湖西線近江高島~北小松、琵琶湖をバックに美しい弧を描くカーブを抜ける列車を狙うことができる有名撮影スポットです。寝台列車や特急「雷鳥」が走っていた頃はさぞかし賑やかだったでしょうけど、路線自体は現在も性能試運転のときに重宝されるくらいなので混むときは混みそうですね。

北陸へ向かうこの4000番台こそが特急「雷鳥」の485系を淘汰した車両でして、積雪による離線を防ぐためにシングルアームパンタグラフが採用されております。ぱっと見新しそうに見えますけど、実は登場から10年以上経っているようです。そりゃリニューアルされますわな。

 

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117系(S01) 〈1827M 普通 京都〉

先程の位置から少し高い場所へ。今津発の普通列車がやって来たかと思えば、運が良いことに117系でした。お仲間のT02編成が昼夜兼用特急に改造されるという奇跡染みた話は有名ですが、それほどまだまだ現役で働けるほどの性能を持っているということですかね。明らかに悲鳴みたいな走行音なんですがそれは…

そういや117系は東海地区でも走っていまして、元S1編成の1両がリニア・鉄道館で保存されています。過去には3両が屋外展示(車内立ち入りも可能)されていたものの、N700系試作車に押し出され、かと思えば381系パノグリ編成を押し出し、2両は浜松で解体されつつ現在に至ります。

 

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113系(L9) 〈1820M 普通 近江今津

今度は今津行きの普通列車113系、こりゃびっくり。そもそもこの区間近江舞子以北なので普通と新快速(という名の普通)が各毎時1本ずつと少なめですし、あまり期待していなかっただけにどちらも撮ることができて良かったです。

と喜んでみましたが、よくよく考えたらここ以外では山陽と北近畿あたりでバリバリ活躍中でした。やっとこさ広島や和歌山から姿を消しましたが、どちらも「老朽化」というよりは「新型車両227系の導入」という側面が大きい気がするので、結局のところ走らせようと思えば走るんですね。凄いを通り越して恐ろしい…

 

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683系(4000番台/T47) 〈4024M 特急サンダーバード24号 大阪〉

土曜日のお昼過ぎという微妙な時間帯だからかもしれませんが、この列車内を遠くから確認する分にはガラガラでした。新型コロナウイルスの影響で半分弱の列車が運休に追い込まれ、北陸新幹線の開業で敦賀止まりになることがほぼ確実になっている今、看板特急のひとつに数えられる「サンダーバード」も厳しい戦いを強いられているようです。

この撮影ポイント、駅から歩くには遠すぎる気もしますが、ロケーションが抜群なので天気が良い日にはさぞかし映えそうですね。12両サンダバや貨物みたいな長編成だと尚更…いや前者はこのご時世的に期待できなさそうなのが残念なものの、また来てみたいと思える場所でした。

 

ここら辺で切り上げて、あらかじめ目星を付けていた別の場所へ移動します。

次回(以下よりどうぞ)に続きます。ありがとうございました。

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【過去録】20/12/26 タヌキだけじゃない?信楽高原鐵道

こんばんは。

気づけば何度目かの緊急事態宣言、結構メンタルに来るものがありますね。オリンピック・パラリンピックが話題になってますけど、ここ三重県も今年は国体が開催されるので、その辺りがどうなるかという感じでしょうか。

 

さて本題へ。未だ続く【過去録】シリーズ、年の瀬近づくこの日は鉄印を求めて信楽高原鐵道にお邪魔したようです。

 

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800系(811F) 〈90 普通 米原

新名神を使って鈴鹿山脈をぶち抜きつつ、JR草津線近江鉄道信楽高原鐵道の3社が集う貴生川駅にやって来ました。ちょうど米原へ向かう元西武401系の800系が停車中でした。このラッピングって奥も「お~いお茶」シリーズなんですよね、すごい…

まあ「近鉄」と呼んでも間違ってはいないのですが、どう転んでもあの大手私鉄と勘違いされるので超少数派とのこと。一方で走行音から名付けられた愛称である「ガチャコン電車」のほうが定着しているようで、ぜひともその走りっぷりを堪能してみたいものです。

 

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SKE500形(501) 〈534D 普通 貴生川〉

近江鉄道は改札が分かれていますが、JRと信楽高原鐵道はかつて直通運転を行っていた名残なのか共同改札となっています。「信楽線」番線という何だか不思議なホームに滑り込んできたSKE500形気動車は、2017年に製造された社内で最も新しい車両です。

信楽線は貴生川を起点として日本六古窯のひとつ「信楽焼」の産地である信楽を終点とする、全6駅で14.7kmの路線です。といっても貴生川~紫香楽宮跡は勾配区間なので、この1区間だけで全長の約半分を占めています。

 

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一気にすっ飛んで終点の信楽。多種多様なタヌキ(の置物)がお出迎えしてくれまして、駅前にはマスク姿の巨大タヌキ像も設置されています。身長は5.3mとのことですが、イメージが湧かない方のために「ナナちゃん人形の身長は6.1m」だということをお伝えしておきます。

そもそも信楽地区は畿内と東海の交差路であること、茶湯の本場である京都・奈良に近いこと、焼き物に良好な陶土が取れることから、早い段階から陶器の生産が盛んでした。その後「タヌキ」と「他を抜く」の語呂が似ていることから、商売繁盛の縁起物として「タヌキの信楽焼」が有名になったそうです。

 

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少々ひと悶着がありながらも鉄印を手に入れ、折り返しの貴生川行きに乗車。途中、奈良時代聖武天皇が営んだとされる紫香楽宮跡(しがらきのみやあと)があるそうですが、どうやら反対側に座ってしまったようです。

過去に悲惨な列車衝突事故を起こしてしまったものの、それを教訓に安全対策(車両の新造など)を強化して今に至ります。信楽から宇治田原を経て京田辺に至る「びわこ京阪奈線」という夢みたいな夢の構想があるようで(未だ滋賀県HPに記載されているのだからびっくり)、ある意味伸びしろがありそうな路線でございます。

 

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SKE500形(501) 〈535D 普通 信楽

貴生川に戻ってきた後は、せっかくなので沿線で1枚狙うことにしました。雲井~勅旨の日雲神社へ向かう参道にて、第4種踏切を過ぎる列車を…とは言っても折り返しの折り返しなので車両はまたこいつですけど。

登録有形文化財になっている第一大戸川橋梁も有名らしいので、他のラッピング車両を狙うのと合わせて再履修が必要なように思いました。ぶっちゃけ鈴鹿からだと名古屋へ行くのと所要時間は変わらないので、気が向けば、ですかねえ。

 

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開業当時(1933年)の駅舎が残る雲井駅

ところで鉄印帳のお話ですが、収集状況はといいますと樽見鉄道愛知環状鉄道信楽高原鐵道北条鉄道の4社のみ。遠い&時間がかかるので全然進んでいないのが実情です。せめて東海地方の三セクくらいははよコンプしたいところなんですけどね。

ということで信楽高原鐵道訪問記でした。ありがとうございました。

5周年を超えてゆけ

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過去帳入りした鉄道車両(列車)、ある意味「マイ図鑑」

こんばんは。今回はいつもの撮影レポではなく、個人的におめでたい記事となっております。いやまあ誰得だよって話ですがそこは気にしないしないで。

単刀直入に言いますと、私「なろたろ」は2021年5月22日をもってブログ開始5周年を迎えることができました。そのことについてだらだらと喋ろうかと思います。

 

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データに残っていた数少ない「Yahoo!ブログ」の痕跡(管理者画面)

ace22600.hatenablog.com


元々はここ「はてなブログ」ではなく、Yahoo!JAPANが提供していた「Yahoo!ブログ」にてブログ名「とある学生の近鉄鉄道旅」、ハンドルネーム「Ace22600」として気ままに投稿していました。先ほど「ブログ開設」ではなく「ブログ開始」と書いたのはそういう事情があったからです。

ちょうど5年前、当時は中学3年生だったわけですが「とある人のブログの影響」と「近鉄の面白さ」によって高校受験前に立ち上げたという経歴があります。大学生になった現在からすればまあひどい文章なこったと恥ずかしくなってきますが、自らの趣味を多数と共有できるというのは非常に画期的なように思えました。

ちなみに2016年は伊勢志摩サミット開催による鵜方止め列車が誕生した年でもあります。自己紹介やテスト投稿を除けばこれが初めての記事で、今でも記憶に残っております。

 

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懐かしい近鉄特急旧塗装、スナックカーも消えてしまい…

ace22600.hatenablog.com

大きな転換期を迎えたのは2019年2月、年内でYahoo!ブログを終了するとの一報が入った時です。この時は高校3年生、今度は大学受験が迫っていたというこれまたドンピシャなタイミングでもありました。

Yahoo!ブログを覗いたことがある方はご存じかもしれませんが、一時期「β版」なるリニューアルブログのテストも行われていました。テスト参加は抽選制だったような記憶がありますが、そこまでしていたのに突然の終了宣言、いやあ驚きました。

世間は平成から令和へ、鉄道ニュースで言えばおおさか東線の開業…その辺りですかね。遠征は2019年3月の北海道旅を最後に(実際はそうでもなかったり?)、後は受験勉強の間にちょくちょく撮ってたくらいで受験に染まってきた感じはありました。

 

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今は無き夕張支線(JR北海道) こちらも転換期だった

ace22600.hatenablog.com

そして8月で記事の投稿・編集サービスは終了し、12月の完全消滅まで単なるサイトだけが残る状態に。この期間にYahoo!ブロガーに残された道は「他のブログに引っ越す」のか「そのままYahoo!ブログと運命を共にする」のかの2択。

せっかく積み上げてきた軌跡を捨てるのも嫌ですし、かといって中学・高校とは一味違う新天地に向かうのだから区切りをつけるのには絶好のタイミング…考えた結果「データ自体は残すけどブログは新しく作り直す」という結論に至りました。

当時頂いたコメントや「いいね」、トラックバック(懐かしい言葉ですねえ)や「友だち」は全て消え、残るのは記事本文のみになってしまいましたが、やはりひとつひとつに熱意がこもっている以上、そう易々と手放すわけにはいきませんでした。

 

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この時期の東海地区の話題と言えば、これとひのとりとエヴァμかな?

naroaru.hateblo.jp

ということで晴れて大学受験を突破し、ひと段落したところで新たなブログ「あすなろ撮影記(当初はあすなろう撮影記)」にて、ハンドルネームも「なろたろ(当初はなろう)」として再出発したわけです。開設日が2020年2月26日なので、はてなブログから数えれば今年で1周年ということになりますね。

ご時世的にはもう何と言っても新型コロナウイルスが暴れ始めた時期、何もかもがめちゃくちゃにされましたね。まさか1年後の今も続いているとは、このとき誰が想像したことなんだか…

 

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5/22の20時現在のアクセス解析 2か月ぶりに更新した4/22が目立つ

さて、順番が前後しちゃってますが、常日頃から当ブログをご覧頂き誠にありがとうございます。いくら「このブログは独り言を起こしただけだ」だの「ただの備忘録だ」だのぼやいても、やはり多くの方と話題を共有することに価値を感じているのは事実です。

はてなブログから新しくご覧頂いている方、Yahoo!ブログから引き続きご覧頂いている方…というか「読者」の中にもYahoo!時代からお付き合いさせて頂いている方がちらほらいらっしゃるのが嬉しいところ、そしてはてな以外のブログでご活躍されている方々も含め、全ての方に感謝申し上げます。

  

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地元の三重交通バスを追っかける日々です 詳しくはTwitter

私生活では大学2回生になりまして専門科目が猛威を振るっているところ、趣味もご覧の通り「バス」というものが増え、最近は撮り鉄なんぞ皆無に等しいんですが、「鉄道」への熱意が消え失せたわけではありません。

思いついたら書き綴るスタイルでちまちまとやってきましたので、ふと気づいたときに見てやって頂ければ幸いです。当分は【過去録】シリーズが続きます…

 

ということで開始5周年について喋る記事でした。ありがとうございました。