〈8/8 岡山18きっぷ旅-4〉湘南色に魅せられて
こんばんは。
予定が合わずほったらかしにしていた映画「ゆるキャン△」をやっと観てきました。ご存じな方はご存じだとは思いますが、登場人物の苗字か名前に必ず東海地方の地名が入っているんですよね。三重県からは…おっと自身で思い出してみてください。
さて本題へ。吉備線をちょこちょこ撮って総社に辿り着きました。唐突でなんですが、このシリーズも今回が最終回です。
前回はこちらから。
隣の豪渓で下車し、踏切そばから1枚。何だか想像とは違う感じになってしまったので、やっぱり伯備線を狙うならもっと北の方へ向かうべきでした。ちなみに「豪渓」とは駅から北に8km離れた先にある日本五大名峡の1つで、紅葉が綺麗なようです。
113系B編成はモハ112に1基のパンタグラフを備えるのが通常体ですが、このB-13編成とB-09編成に限っては2基換装されています。これは元々嵯峨野線や湖西線・草津線などの京都近郊の運用を担っていたための、霜取り用パンタとしての名残だそうです。今は関係なくダブルパンタ状態のようですね。
115系(D-26) 〈544M 普通 岡山〉
さて倉敷観光でもしようかと岡山方面行きに乗り込んだら、見事に寝過ごしてしまいました。岡山で途方に暮れていると、瀬戸大橋線普通列車が発着する7番線にカボチャ色の電車が入線。これはもしや…
オレンジとグリーンのツートンカラー、いわゆる「湘南色」ってやつですね。このD-26編成とD-27編成のみが2017年の単色化を逃れ、今もなお走り続けているというのだから驚きです。
車内も新製当時そのままで、岡山地区のキーワードとなりつつある「ノスタルジック」の原点といった感じ。岡山と湘南の関係性は皆無ですけど、元気に走っているんだから良しとしましょうや。
8600系(E12+E2) 〈24M 特急しおかぜ24号 岡山〉
これは追いかけるっきゃない、ということで3分前に先発するマリンライナー51号に乗って茶屋町で下車。本四備讃線との分岐駅で、厳密には宇野線の途中駅ですが、運行形態的に茶屋町~宇野は支線扱いを受けているのが現状です。
そこを颯爽と駆け抜けていくのが、松山から遥々やって来た「しおかぜ」号の8600系。「ノスタルジックな鉄道車両のイメージを未来特急としてデザイン」されたらしく、まさに過去と未来の融合体といった感じでしょうか。なるほどわからん…
115系(D-26) 〈547M 普通 児島〉
しばらくすると、久々原方面から湘南色の115系が追い付いてきました。ビルの影にもギリ掛からず、まあまあの光線で撮ることができました。高架線も相まって、なんだか湖西線と同じ雰囲気を感じますね。
最近のJR西日本は新型車両の導入を積極的に進めているようなので、岡山のこの光景もいずれ見納めになるんでしょう。この状況を逆手に取ってイベントを開催しているくらいなので、気になる方はぜひこの機会に訪れてみてはいかがでしょうか。
【参考】おか鉄フェス2022
日も暮れたので、岡山に戻って駅ナカで夜ご飯。きびだんごやら白桃チューハイやらしまなみ八朔チューハイやらのお土産を買い込んで、三重県への在来線での終電乗り継ぎに取り掛かります。
岡山発ですと、19:17発の姫路行き(1332M)→新快速野洲行き(3534M)→草津線柘植行き(5390M)のたった2回の乗り継ぎで2府4県を横断することができます。赤穂線経由でも1本後の電車になるだけなので、山陽地方は結構相性が良い行き先なのかもしれません。
姫路からは(速度が)速い・(編成が)長い・(やっぱり)速い新快速にお乗り換え。ここで一眼レフどころかスマホの充電も切れたので、これ以降の写真は一切ありません。
まあイベントと言えば草津のコンビニで夜食を調達したくらいで、とくに面白いこともなく柘植に到着して今回の旅は終了です。言い忘れていましたが、自宅(鈴鹿)から柘植まで車で来て、駅前のタイムズに停めといてから旅を始めています。酒が呑めんのが惜しい…
末期色とは呼ばせないってか… pic.twitter.com/2gzmzhC15X
— なろたろ (@narotaro_94) 2022年8月8日
そういや岡山を巡るとか言っておきながら「おかでん」こと岡山電気軌道や各種三セクには全く手を付けませんでした。というか滞在時間が半日もなかった点に尽きますね。課題が山積みなので、どうにかしてまた来ます、絶対。
以上、夏の岡山18きっぷ旅でした。ありがとうございました。