こんばんは。
最近梅酒にハマりつつある中の人です。ジュース感覚で飲めるんでいいんですが、それが逆に仇と言いますか、記憶も一緒に飛んでいくので考えものです。なんでソファとテーブルの隙間で寝ていたんだ…
さて本題へ。金曜日のこの日は訳あって講義が午前中で終了し、土日も含めた2.5連休がひょっこり生まれました。最近どこも行けてなかったですし、せっかくの大学生なので(?)家に帰らずそのまま遊びに行ってしまいましょう。
ここは近鉄名古屋線の新正駅です。位置的には三重県で最多乗降客数を誇る近鉄四日市駅のお隣ですが、普通電車しか停まらない小さな無人駅で駅前も至って静かです。名鉄の山王駅、小田急線の南新宿駅と似た境遇でしょうか、知らんけど。
この駅の名誉のために言っておきますと、歩いて10分くらいの所に中央緑地公園があり、そこで2021年に開催されるはずだったみえ国体を見据えてか綺麗なトイレが整備されました。国体効果って、すげえな…
同じく国体効果を実感した事例はこちら↓
そこから高架下を歩くこと数分、三重交通の新正車庫に到着しました。今回はここから高速バス「四日市京都高速線」に乗車して関西を目指します。
三重県民(とくに北中部)が鉄道で京都に行こうとすると「名古屋経由で新幹線」「大和八木経由で近鉄特急」「奈良経由で関西本線」などが挙げられますが、全て乗り換えが生じますし、特急料金を含むとやや割高になってしまいます。
それに引き換え高速バスの利点は直通なので乗換えの手間が掛からないことです。そこをアピールポイントにしてなのか、京阪バスと共同運行で1日6往復(コロナ禍で1往復運休中)運転されています。
新正車庫15:52発の京都行きは三重交通便。車両は全国各地で見かけるエアロエースですが、こちらは2019(令和元)年の現行型後期車タイプ。フォグランプ横のLED灯やEDSSシステムを搭載した、三重交通全体で見ても数台モノというレア車両です。
補助席や運賃箱はなく、代わりに(?)トイレが設置されています。距離がそもそも短いこともあってかSA/PA休憩がない故の有難い設備、といったところでしょう。コンセントやフリーWi-Fiなど、今やお馴染みとなった設備も整っています。
定刻通り発車したバスには自分含めて2人。週末の中途半端な時間ですしこんなもんか…と思っていたら、次の近鉄四日市駅で10人弱が乗車、さらに次の生桑車庫でも1人乗車し、思ったよりも悪くはない乗車率のまま京都へ向かうことになりました。
四日市ICから東名阪道に入り、写真は亀山西JCTで新名神と合流するところ。そもそもこの路線は2008年に新名神が亀山まで開通したと同時に運行開始された経緯がありまして、鈴鹿山脈をぶち抜く道路として非常に重宝されているわけです。
途中、土山BSに停車しましたが乗降客はゼロ。SA併設でしたが先述の通り休憩はなく、駐車マスを増やす工事風景を眺めるだけに終わってしまいました。
(東京~)名古屋~大阪を車で移動する際、おそらく片側3車線で比較的走りやすい伊勢湾岸道と新名神を組み合わせるほうが速くて楽なような気がします。多くの高速バスがこのコース取りをしているのも納得です。
草津JCTで名神に合流、ここからは交通量は2倍になるようなものなので快走とは言えない速度に。2027年に全通すれば中国道と山陽道の神戸JCTまで抜けられるため、待ち遠しい限りです。
京都東ICで降りて国道1号へ入ります。さらに交通量が増え、渋滞までとはいきませんがじわりじわりと遅れが増えていきます。深草BSにでも降りれれば便利かな…とも思いましたが、どうやら京都東ICの先にあるようです。
京都側のバス停は終点含めて2か所あり、先に五条京阪に停まります。京阪電車の清水五条駅そばで、清水寺へ向かうならここが最寄となっています(徒歩20分以上)。たしか3人ほど降りていったような。
定刻より20分ほど遅れて京都駅八条口(ホテル京阪前)に到着しました。いわゆる新幹線側なので「京都着いた~」感は薄い(個人的感想)んですが、さすが一大観光地なだけあって人通りは多いです。
さて、こんな感じで四日市から直行高速バスで京都に来たわけですが、確かに乗り換え無しというのは魅力的に感じました。強いて言うならお値段が片道2600円・往復4200円とちょっとお高め。JR(草津線経由)だと1980円なので、そこは時間とお財布との要相談ですな。
既に16時を回っていますが、まだまだ明るいので今から鉄活動を開始。ひとまず近鉄京都線のりばへ向かいます。
次回に続きます。ありがとうございました。