こんばんは。
昨日は卒業式ですね…とか言う前にまずは3月に突入したことに驚きましょう。春が来たって感じでしょうか、でも当ブログでは当分冬景色が続きます。
さて本題へ。突如として始まった日帰り高山遠征、前回は特急「ひだ」1号に乗って飛騨地方の中心都市・高山に辿り着いたところでした。
前回はこちらから。
8分後に発車する美濃太田行き(1714C)に折り返し乗車し、降り立ったのは久々野でございます。あ、不正乗車とかじゃなくて、学割証の節約も兼ねて名古屋→高山→久々野の連続乗車券を買っているのでご安心を。
旧久々野町の代表駅ということで、計2往復ながら特急「ひだ」も停車します。高山線の駅の中で最も標高が高く(海抜676m)、それを記した標柱もあったりします。ちなみにJR東海全体としての最高所は中央線・奈良井(934m)だそうな。
キハ85系 〈1023D 特急ひだ3号 富山〉
乗ってきた列車がなかなか発車しないなと思ったら、ここで離合するようです。積雪良し、降雪良しな状態で飛ばしていくキハ85系、こりゃ堪りませんなあ~
行き違い可能駅を高速通過に対応させる場合、主流なのは通過線と待避線を設ける一線スルー方式です。ただ高山線は両開き分岐器(Y字ポイント)を積極的に採用することで、保安システムの改良を最小限に留めながら最高110km/hを維持しているようです。
とは言っても山岳路線ゆえの線形や気候の問題があるので、全区間で100km/hを超えるわけではありません。
駅を出て飛騨一ノ宮方面へ進むと、名古屋と富山を結ぶ国道41号と合流します。この辺りは歩道が整備されているので楽々歩きつつ、途中の喫茶店「プラム」で小休憩。こじんまりとした、居心地の良い空間でした。
さらに歩くと旧道と新道(宮峠トンネル)の分岐点が現れるので、その手前の側道へ入ります。このまま進めば線路沿いまで近づけるんですが…あれ道がない…でもよく見ると足跡が付いてるから多分これが順路だ…
国道や幹線ならちゃんと除雪してくれるでしょうけど、まあさすがに軽トラがかっ飛ばすような細道は後回し(いやほったらかし?)ですわな。
キハ85系 〈1028D 特急ひだ8号 名古屋〉
さすがに雪中行軍するほどの装備ではなかったので、高山線を見下ろせるポイントにて。後追いになってしまいましたが、木々の着雪が良い感じなのでOKかな。
高山を越えて富山まで向かう「ひだ」は1日4往復設定されていますが、実際は高山止まりの列車に併結された8~10号車の3両(7号車を連結した4両の場合も)が向かう運用になっています。
「ひだ」の醍醐味のひとつに長大編成があるものの、高山線を全線走破するのは本数・両数ともに少なめ。かと思えば岐阜・富山県境付近には魅力的な撮影ポイントが多いので、何を優先するかという一種の悩みがあったりなかったり。
次回に続きます。ありがとうございました。